検索窓
今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:315 hit

ダンジョン攻略 ページ2

主「着いたな」

サ「そうだな。見たところはただの洞窟のようだな」

主「なんだかんだで戦闘なんてしたことないんだよなぁ…」

サ「我に任せておけ主人。我がいる限り主人は負けることはないと誓おう」

主「本当?助かるよ!」

サタンがいてくれてありがたい

彼がいなかったらどうなってたか

主「よし、入るよ」

中に入る

思った通り薄暗く、気味の悪い場所だ

ジメジメとしていてすぐにでも立ち去りたい気分だ

主「寒い…」

サ「主人よ、敵だ。我が後ろに回るが良い」

主「うわっ!なんかいる!」

目の前には鬼のような怪物がいる

主「頼むよ!」

サ「主人の御心のままに」

サタンは怖気ずくこともなく一瞬で怪物を仕留めた

サ「ふん。小物風情が、我の前には塵も同然だ」

主「すげぇ…」

サ「さて、進むとしよう。これから先はもっと強い敵がいるだろうが、我に任せておくがいい」

主「ああ、頼むよ!」

こうしてどんどん進んでいった

先ほどの怪物に加えてゴーストもいたが全てサタンが倒してくれた

いやぁ本当に頼りになるな!

そして、最後の階層

サ「ここで最後か、全く、楽しむこともできなかった。せめて最後は我に興を感じさせる敵と会えるといいのだが」

主「もう十分強いじゃん…」

サ「行こうか。主人」

主「そうだね」

扉を開ける

そこは今まで以上に瘴気が立ち込めていた

主「うわ…」

サ「主人、いたぞ。あれがボスだ」

主「ええええぇー!」

目の前にはドラゴンが

主「ちょっと待ってよ!いきなりドラゴンとか知らないって!無理無理無理無理!」

サ「任せておけ、我がいる限り負けないといったであろう」

主「そ、そうだった。サタン!頼むぞ!」

サ「仰せのままに」

サタンがドラゴンに向かっていく

サタンが繰り出す炎

それを防ぎ噛み付いてくるドラゴン

サ「ほぉ?多少は楽しめそうだな」

何でドラゴン相手にそんな顔ができるんだよ!

とか思ってたら

『…』

主「…あっ」

目があっちゃった…

主「サタンー!助けてぇー!」

サ「主人!おのれ…我が主人に向かってなんたる行為!許さぬ!」

サタンが怒る

そして

サ「燃え尽きよ!」

極大の炎を飛ばしてきた

主「バカ!俺も燃える!」

サ「安心せよ主人。そなたは無事だ」

主「…へ?」

見るとドラゴンのみが燃えており自分は燃えていなかった

主「何で?」

サ「我には不可能などない」

主「そ、そう…?」

こうして初のダンジョン攻略を達成したのだった

戦勝記念→←始まりの時



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 0.0/10 (0 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
設定タグ:ファンタジー , 男主 , 召喚者 , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:YU | 作成日時:2020年2月22日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。