過去(1) ページ6
私はゆっくりと過去を相澤先生に話した。
もうこの人カウンセラー街道まっしぐらだわ。
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A「ねー、お母さん、髪といて！！」
母「はいはい、後でね。」
A「うん！」
当時、私の家は裕福とは言えないが、それなりの生活はしていた。
そして私も幸せだった。
齢4歳。
まだ個性が発現してなかった私は無個性かもしれないと思い始めていた。
でも、それでもよかった。
個性なんて必要ない。お母さんがいれば私はよかった。
私はお母さん譲りの、群青の髪の毛が好きだった。
だからいっつもお母さんにといて、といて、と言い寄っていた。
そんな私の甘えに母はいつも笑って応えてくれた。
父「金。」
母「…またお酒ですか…？」
父「うるさい！」
父はいつも母を殴っていた。
女と酒に溺れた父。
いつしか私にも暴力を振るい始めた。
私はそんな父譲りの黄色の目が嫌いだった。
だから前髪をうんとのばして見えなくした。
日に日に増える身体の傷を見られ、同い年の子達に笑われ、気味が悪いと苛められた。
でもあまり気にならなかった。
私は父を憎んだ。
母に暴力を振るう父を。
私の苛められる原因を作った父を。
気にしてなかったとはいえ多少ダメージは受けるもんだ。
そこまで私は大人じゃなかった。
そこで、私の個性が発現した。
その日、父はいつものように母に暴力を振るっていた。
その次は私の番だ。
A「お父さんなんか"いなかったら"よかったのに…。」
そう呟いた瞬間、私の前で母に暴力を振るっていた父が灰になって消えた。
これが…私の個性？？
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ついに覚醒。
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乃乃 - ほのかさん» そういうの言わない方がいいんじゃないですか？？ (2017年7月23日 22時) (
レス) id: f6815c189f (このIDを非表示/違反報告)
ほのか - うーん……やっぱり、私には好きになれないなぁ。 死柄木さん (2016年9月14日 19時) (レス) id: 128420d2f4 (このIDを非表示/違反報告)
ぼるぼっくす(プロフ) - 霧月＠蛍愛で隊さん» んんん…！やったぁ喜んでもらえた〜！ (2016年8月12日 22時) (レス) id: b5f4daa379 (このIDを非表示/違反報告)
霧月＠蛍愛で隊(プロフ) - ぼるぼっくすさん» ｏｈ・・・！！それは大変ですね・・・。 いよっっしゃぁあああああああ！！！続編(ﾟ∀ﾟ)ｷﾀｺﾚ!! (2016年8月9日 18時) (レス) id: 1bbe61e1fe (このIDを非表示/違反報告)
ぼるぼっくす(プロフ) - 霧月＠蛍愛で隊さん» ほっといたら北海道まで行っちゃいますね…。 (2016年8月9日 17時) (レス) id: b5f4daa379 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぼるぼっくす | 作成日時：2016年7月26日 23時
