死柄木弔(1) ページ24
A「てか何が入ってきたの？」
轟「今更か…。」
みんなはまだ非常口飯田のところでダンゴ状態である。
まあ騒いでないだけまだましだ。
A「ね、外見に行こ、外。」
轟「おぉ。」
私たちは外が見える窓際に移動した。
A「あ、ほんとにマスコミだ。非常口飯田の言ってたとおりだね。」
轟「おう。」
ただのマスコミだったのを確認して、席に戻ろうとした。
…が、見覚えのある髪の毛が視界の端に映った。
バッともう一度見ると…
A「死柄木…さん………？」
マスコミ達とその対処に追われる先生達を見てうっすらと笑っている。
死「！」
目が合った。
久しぶりにあの赤い瞳を見た。
私にとっての死柄木さんは恩人であり、それでいて綺麗で魅力的な人だ。
駄目だ…、今会ったら、また向こう側に…。
死柄木さんは私においで、おいでと合図している。
まるで、子供を呼ぶ親のような…。
A「……行かなきゃ…。」
轟「え？」
A「死柄木さんが、来てる…。私を呼んでる…。行かなきゃ…！」
窓を開けて飛び降りようとした。
…が、轟に阻止された。
それも後ろから抱きすくめられる形で。
A「私っ、行かなきゃ、離して。」
轟「…悪ぃ、…でも嫌だ。お前に他の奴のとこ行って欲しくない…。」
A「え。」
首だけを曲げて後ろを見ると、轟が今にも泣きそうな、でも真剣な表情で私を見ていた。
どういう…？
他の奴のとこ行って欲しくないって…それは…。
私に行って欲しくないんだよね？？
分からない。
どうして。
そこそこ勉強はできるはずだが人の気持ちというのはそこまで簡単に分かるようにはできてないらしい。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
少しづつ…☆
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乃乃 - ほのかさん» そういうの言わない方がいいんじゃないですか？？ (2017年7月23日 22時) (
レス) id: f6815c189f (このIDを非表示/違反報告)
ほのか - うーん……やっぱり、私には好きになれないなぁ。 死柄木さん (2016年9月14日 19時) (レス) id: 128420d2f4 (このIDを非表示/違反報告)
ぼるぼっくす(プロフ) - 霧月＠蛍愛で隊さん» んんん…！やったぁ喜んでもらえた〜！ (2016年8月12日 22時) (レス) id: b5f4daa379 (このIDを非表示/違反報告)
霧月＠蛍愛で隊(プロフ) - ぼるぼっくすさん» ｏｈ・・・！！それは大変ですね・・・。 いよっっしゃぁあああああああ！！！続編(ﾟ∀ﾟ)ｷﾀｺﾚ!! (2016年8月9日 18時) (レス) id: 1bbe61e1fe (このIDを非表示/違反報告)
ぼるぼっくす(プロフ) - 霧月＠蛍愛で隊さん» ほっといたら北海道まで行っちゃいますね…。 (2016年8月9日 17時) (レス) id: b5f4daa379 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぼるぼっくす | 作成日時：2016年7月26日 23時
