ちいちゃんの企み５ ページ9
妹「最初は結婚するなんて思っていなかったし、付き合うこともお姉ちゃんには話さない方が良いと思ったの」
「どうして？」
妹「付き合っても別れることになるだろうって、思ってたから」
YN「どうして・・」
妹「私にはお姉ちゃんみたいな覚悟が無かったから」
YN「覚悟？」
僕とAが付き合う前にちいちゃんに聞かれたことを思い出した
”きっと苦労すると思うわよ？それでも後悔しない？”
何度もAにちいちゃんは聞いていた
僕と付き合って泣くことになっても後悔しないかと
そしてAは答えた
”後悔はしない”
ちいちゃんはそれを言っているのだろうと思った
妹「本当は最初にユノに諦めてもらおうと思ってたの」
YN「諦めるって・・」
妹「でもユノ、”僕の未来に瞳さんが必要です”って言ってくれたから」
YN「うん」
妹「だから・・・ユノが私を必要としてくれる間は、側にいたいって思ったの」
YN「・・・瞳」
僕とAがもし付き合ってなかったら・・
ちいちゃんはこんなに悩んだりしなかったのかもしれない
でも
もし僕らが付き合っていなかったら
ちいちゃんはユノと付き合うことはなかったかもしれない
何が正解で何が不正解なのか
きっとずっと分からないままなのかもしれない
「ごめんね？ちいちゃん。
ちいちゃんがそんな風に悩んでいたなんて・・私全然知らなくて・・」
妹「おねえちゃんは悪くないのっ。私、お姉ちゃん見てていつも楽しかったもん」
「ちいちゃん・・」
妹「どんどん綺麗になってくの、お姉ちゃん。ジェジュンさんに愛されてるんだなぁ〜って思ったの。
私もあんな風に愛されたいって、思った」
「ちいちゃん・・ごめんね・・」
JJ「A・・」
Aは泣いていた
僕はAの肩をそっと抱き寄せた
妹「だから・・ユノが決めて？
私はお姉ちゃんもお兄さんも大好き。二人みたいな夫婦になりたいって思ってる。
こんな風に幸せになりたいって。
ユノが私との結婚をやめたいって思うならば、婚姻届けは出さない。
今日の式は親族だけだし、まだユノは事務所から正式な結婚発表はしていないから
結婚をやめてもリスクは少ない」
「ちいちゃんっ！ユノさんっ？そんな事しないですよね？」
ぶれずに真っ直ぐユノに気持ちを打ち明けるちいちゃんを
Aは泣きながら止めていた
僕はそんな二人を静かに見守っていた
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裕(プロフ) - ﾕﾉ☆さん» ありがとうございます(*´ω`*)何にも考えない楽しいコメディーが今度は書きたいです(^-^) (2017年5月2日 12時) (
レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
ﾕﾉ☆(プロフ) - お疲れ様~~~＆楽しく読めたわ〜次作を待ってるから〜気長に待ってます(^-^) (2017年4月20日 4時) (レス) id: 0de5eabcb0 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - ささん» ありがとうございました。そう感じていただけで良かったです(^^) (2017年4月11日 23時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - しあぽんさん» ありがとうございます(^^)ひっそり頑張ります(笑) (2017年4月11日 23時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - まゆまゆさん» ありがとうございました(*´∀`*)少しずつ心を健康にしながら妄想も続けていきたいと思います(^^) (2017年4月11日 23時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作成日時：2014年4月12日 1時
