ちいちゃんの企み２ ページ6
「大丈夫だよ。ジェジュンは一人じゃない。私が居るよ？」
JJ「A・・・」
「あまり頼りにならないかもしれないけど///ﾊﾊｯ(笑)」
その言葉に、僕はハッとした
確かに、ユノに会って言葉を交わすことが不安だったのかもしれない
まだユノは僕を許してくれなかったら？
いきなりぶっ飛ばされたりしたら？
そんな事を、頭の片隅で考えていたのかもしれない
Aをここで抱こうとしたのも
不安な気持ちを悟られたくなくて
ただ強がっていたのかもしれない
だとしたら・・・
もしかして今までだって、心が不安定な時
こうしてAを無意識に抱いていたのかもしれない
それをAは気づいてた？
僕は臆病な自分が情けなくなって
Aに触れていた手を下に降ろした
「ジェジュン？」
心配そうに僕を見上げるA
こんな顔をさせたくてAと結婚したわけじゃないのに…
弱い自分に気づいた僕は、急に自分が恥ずかしくなった
JJ「ごめん・・・」
「うん？」
JJ「俺、情けないな・・・」
「ジェジュン・・・」
Aから離れると、大きな壁にかけられた鏡の前に胡坐をかいて座った
着替えを済ませたAが、鏡越しに僕の傍にやってくるのが見える
「行ってみない？ちいちゃんの所」
JJ「A・・」
「一緒に話聞こう？ちいちゃん、必ず来てほしいって。
来るまでずっと待ってるからって」
JJ「でも俺・・・」
「大丈夫だよ？私が居るから。私がジェジュンを守るから」
JJ「えっ・・」
「ジェジュンは私が守る。だから、行ってみよう？」
今までずっと守ってると思っていたAに
”守るから”と言われた
それも、とても強い眼差しで
その時僕は思った
結婚してから、お互いを守り守られて今まで来たんだと
守ってたと思っていたのは、僕の独り善がりだったのだと
JJ「…わかった。行こう、ちいちゃんのところ」
「うん」
こうして僕らは、ちいちゃんとユノが泊っているこのホテルの部屋に向かった
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裕(プロフ) - ﾕﾉ☆さん» ありがとうございます(*´ω`*)何にも考えない楽しいコメディーが今度は書きたいです(^-^) (2017年5月2日 12時) (
レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
ﾕﾉ☆(プロフ) - お疲れ様~~~＆楽しく読めたわ〜次作を待ってるから〜気長に待ってます(^-^) (2017年4月20日 4時) (レス) id: 0de5eabcb0 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - ささん» ありがとうございました。そう感じていただけで良かったです(^^) (2017年4月11日 23時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - しあぽんさん» ありがとうございます(^^)ひっそり頑張ります(笑) (2017年4月11日 23時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - まゆまゆさん» ありがとうございました(*´∀`*)少しずつ心を健康にしながら妄想も続けていきたいと思います(^^) (2017年4月11日 23時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作成日時：2014年4月12日 1時
