わんこ１２ ページ49
JJ「こっち来て」
両手を広げてAを待つと
遠慮気味に僕の胸にやって来た
それをぎゅっと抱きしめると、Aの遠慮がちな両手にもそっと力が入っていく
JJ「は〜や〜く〜な〜お〜れ〜」
「ふふ(笑)頑張るね」
Aを抱きしめてゆらゆらと揺れていると
僕の胸の中でAがクスクス笑う
JJ「A〜。……ごめんね？」
ちょっとだけ鬱陶しいとか、思っちゃって
「えっ？なにが？」
JJ「えっとぉ……体調悪いときに傍にいてやれなくて」
「ううん。大丈夫だよ。頑張ってね！コンサート」
JJ「うん。行ってくるね」
Aを離す前に、耳元に軽くキスをした
これくらいは許して欲しい
「っ！？」
JJ「いってきます」
「いっ…いってらっしゃい！」
JJ「うん(笑)」
やっぱり真っ赤になったAになんだか癒やされて
僕は自宅の玄関を出た
バタンッ！
*
２つの公演もとても楽しく過ごすことが出来た
その間も、何度もAとは連絡を取り
一日一日と体調が戻っていくのを、嬉しそうに僕に報告してくれるAを愛しく感じながら
帰国を待ち遠しく思っていた
そして帰国の日
JJ「たっだいまぁ〜！」
「おかえりなさいっ！！」
JJ「おわっ！！あっは！」
僕に飛びついて来たA
まるで、勢いよく振る尻尾が見えるようだ
JJ「ただいま、A」
「おかえりなさい、ジェジュンっ」
JJ「やっぱ良いな。こういうの」
「え？」
僕の言葉に密着した体を少しだけ離し、不思議そうに僕を見つめるA
JJ「家で待っててくれる人が居て」
「うん」
JJ「嬉しそうに出迎えてくれて」
「あはは//」
JJ「そういうのって、愛されてるな〜って実感する」
「だって……」
JJ「だって？ん？」
俯いて、なんだかもじもじし出したA
「だって…あ……あぃしてるから……っ//」
JJ「えっ…A〜っ！」
嬉しくって愛おしくって、ほんのちょっと胸がきゅっとして
Aを思いっきり抱きしめて、首元に顔を埋めれば
幸せで、泣きそうになる
JJ「幸せだなぁ〜、俺。
家に帰ればAが待っててくれてさ〜
コンサートすれば沢山のファンの皆が待っててくれてさ。
大事にしなくちゃ、ずっと」
「ジェジュンっ」
分かっていても、大切なものに改めて気付く時が何度もあって
その度に一人じゃ無いんだと感じる
「私も幸せ。ジェジュンに愛してもらって」
JJ「(泣)」
その夜、沢山の愛をAに注いだ…
つづく。。。？
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裕(プロフ) - ﾕﾉ☆さん» ありがとうございます(*´ω`*)何にも考えない楽しいコメディーが今度は書きたいです(^-^) (2017年5月2日 12時) (
レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
ﾕﾉ☆(プロフ) - お疲れ様~~~＆楽しく読めたわ〜次作を待ってるから〜気長に待ってます(^-^) (2017年4月20日 4時) (レス) id: 0de5eabcb0 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - ささん» ありがとうございました。そう感じていただけで良かったです(^^) (2017年4月11日 23時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - しあぽんさん» ありがとうございます(^^)ひっそり頑張ります(笑) (2017年4月11日 23時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - まゆまゆさん» ありがとうございました(*´∀`*)少しずつ心を健康にしながら妄想も続けていきたいと思います(^^) (2017年4月11日 23時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作成日時：2014年4月12日 1時
