わんこ５ ページ42
JJ「ただいまぁ〜っ」
「おかえりなさいっ！！」
ギュッ！
あれ以来Aは、僕へのスキンシップが増え
ただいまのハグや、いってらっしゃいのキスも積極的にAからしてくれることが多くなり
「でねでね〜！」
JJ「うんうん」
僕がいない間の出来事も、些細な事から僕に何でも話してくれる
「それでね〜！」
JJ「うん(笑)あ、でもお風呂入ってからで良い？」
「あ！ごめんね！お風呂いってらっしゃい」
JJ「うん(笑)」
バスルームに入りシャワーを頭からかけていると
JJ「ふふっ(笑)」
ふと、自分からため息に混じった笑いがこぼれた
家に帰ると、僕を待っていたように纏わり付くAは
本当に『わんこ』のよう
ふるふると勢いよく振る尻尾が、Aの後ろに見えるかのようで
僕への『好き』が目に見えて、分かりすぎるほどに分かることがとても新鮮で
嬉しい
そんな日々が数日続き…
今日も
「でねでね〜！」
JJ「あぁ、うん」
「そのパンがすっごく美味しそうで〜！」
JJ「あはは…そうなんだぁ」
「うんっ！で〜」
JJ「…。」
僕のご飯の最中に、テーブルに身を乗り出して話しをするA
とても無邪気で可愛いけれど
ゆっくり食事をしたいというのも正直な話し
JJ「ごちそうさま」
「は〜いっ」
片付けをしにキッチンに入っていったA
几帳面なAは、きちんと全ての片付けが終わるまで
黙々とキッチンで作業をしている
この時間はとても静かで、リビングでは僕一人のゆったりとした時間が流れる
JJ「はぁ〜……」
Aがいれてくれたお茶を飲みながらソファに体を預けると
とても癒やされていくのが分かる
そういえば……
前に飼っていた犬と猫のことをふいに思い出した
犬はとても従順で可愛らしくて僕に懐いていた
でも猫は、気が向いたときにしか擦り寄ってきてはくれないし
それが物足りなくもあったな…
そんなことを思いながら、ぼんやりとしていると
Aがキッチンから戻ってきた
「ジェジュン〜？もうアジアツアーの…」
そう言いながら僕の隣に腰掛けたAは
僕の腕に両手を巻き付ける
JJ「あ、そっか。
そろそろ用意しとかないと」
「私手伝うよ〜♪」
僕が立ち上がるとAも一緒に立ち上がり僕の後ろを着いてくる
JJ「あ…。ちょっと仕事もしたいから。少し仕事部屋にこもるね」
「うん。分かった。頑張ってね！」
なんでかな…
その日は少しだけ一人になりたかった
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裕(プロフ) - ﾕﾉ☆さん» ありがとうございます(*´ω`*)何にも考えない楽しいコメディーが今度は書きたいです(^-^) (2017年5月2日 12時) (
レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
ﾕﾉ☆(プロフ) - お疲れ様~~~＆楽しく読めたわ〜次作を待ってるから〜気長に待ってます(^-^) (2017年4月20日 4時) (レス) id: 0de5eabcb0 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - ささん» ありがとうございました。そう感じていただけで良かったです(^^) (2017年4月11日 23時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - しあぽんさん» ありがとうございます(^^)ひっそり頑張ります(笑) (2017年4月11日 23時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - まゆまゆさん» ありがとうございました(*´∀`*)少しずつ心を健康にしながら妄想も続けていきたいと思います(^^) (2017年4月11日 23時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作成日時：2014年4月12日 1時
