わんこ３ ページ40
JJ「A〜？」
少し揺すってAを起こすと、もぞもぞとゆっくり動き始め
『うーん』と唸って伸びをした
そして段々と目が冷めてきたのか、開いた瞼の奥の瞳が僕を写すと直ぐに
「ジェジュンっ！」
と言って僕に抱きついた
JJ「っふ(笑)ただいま。」
「おかえりなさい」
ぎゅーっと僕にしがみつきながら返事をしたAから
ふんわりとシャンプーの香りが漂う
JJ「A、良い匂い」
「ジェジュン、お酒とタバコ臭い(笑)」
JJ「っは(笑)ごめん？今シャワーしてくる」
「うんっ」
シャワーでサッパリしてリビングに戻ると
レモンのスライスが浮いたグラスが、Aの座るソファの前のテーブルに置いてあった
「いっぱいお酒飲んだの？喉渇いたでしょ？
お水飲んでね」
JJ「ありがと」
Aの隣に座ってグラスの水を飲むと
体に直ぐに吸収されるかのように
爽やかなレモン水が喉を通っていった
JJ「あぁ〜…おいしっ」
「ははっ(笑)」
直ぐに僕にしがみつくA
昨日から、なんだかいつも以上に僕に甘えているように感じた
まだ早過ぎる朝だから、二人ベッドへと入り
いつものように寄り添いながら話しをする
JJ「今日なんで姉達より先に帰ったの？」
「あぁ…。
来週からのツアーの用意をしとこうかな？って思って…」
JJ「でも急いで今夜することでもないよね？」
「あ…うん。
でも…忘れ物あったら大変だし…」
JJ「逃げたんだろ？」
「っ！？えっ！？」
JJ「でも逃げるようなお客さんいなかっただろ？」
「逃げて…ないよ…。
本当に用事があって…」
でもやっぱり、Aは逃げたのだと確信していた
だって、挙動不審だったから。
ベッドの中でも。
JJ「Aとハグくらいしたかったなぁ〜なんて
思ってたのになぁ〜」
「ごめん…なさい」
JJ「寂しかったなぁ〜。A居ないから」
「…。」
やっぱりベッドの中でもAは段々小さくなっていくように
僕の言葉に反応し、落ち込んでいくのが分かる
いじめるのはこの辺にしとくかなぁ〜。。。
でも、なんで今回は逃げたのかも気になる
JJ「A？誰かイジワルな人でもいた？」
「えっ！ううんっ！居ないよ？」
JJ「そう？じゃなんで逃げた？」
「っ！？に、逃げたんじゃ…ないよ…」
頑固(笑)
「…ただ」
JJ「ん？」
「ヤキモチ、やいちゃっただけ。綺麗なモデルさん達に」
JJ「えっ？」
……あぁ。なんだぁ。
ヤキモチか(笑)
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裕(プロフ) - ﾕﾉ☆さん» ありがとうございます(*´ω`*)何にも考えない楽しいコメディーが今度は書きたいです(^-^) (2017年5月2日 12時) (
レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
ﾕﾉ☆(プロフ) - お疲れ様~~~＆楽しく読めたわ〜次作を待ってるから〜気長に待ってます(^-^) (2017年4月20日 4時) (レス) id: 0de5eabcb0 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - ささん» ありがとうございました。そう感じていただけで良かったです(^^) (2017年4月11日 23時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - しあぽんさん» ありがとうございます(^^)ひっそり頑張ります(笑) (2017年4月11日 23時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - まゆまゆさん» ありがとうございました(*´∀`*)少しずつ心を健康にしながら妄想も続けていきたいと思います(^^) (2017年4月11日 23時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作成日時：2014年4月12日 1時
