ダイエット５ ページ31
膨らみすぎた風船がパンッと弾けるように
我慢をしていたものが一気に溢れ出た
ずっとこの日を待っていたと言えば恥ずかしいけれど
間違いなく、俺はこの時を待っていた
いつも眠っているAをぎゅっと抱きしめて眠るだけの
体力と気持ちの余裕の無い日々が少し寂しくて
ドラマの撮影が終わったら、ゆっくりとAと二人きりの時間を過ごしたいと思っていた
JJ「A。愛してる」
「わっ、私も…//」
JJ「こっちおいで」
「っ！//…うん//」
そうして始まった二人の夜
久しぶりに確かめる感触は、俺の五感を全て満たしてゆく
前にも増して、Aの女性らしい体のラインに脳を刺激され
何度も何度もAを求めた
気付くと、もう何時間もベッドの上で過ごしていた俺達は
疲れた体を重ねるようにして眠っていた
…prrrr…
ゆっくりと眠りを覚ますように電話の着信が耳に届く
はぁ〜…幸せ
時間を気にすることなくベッドの中でAを抱きしめながら、夢と現実の境にいることが心地良い
prrrr…prrrr…
鳴り続ける着信にAも目を覚ましたのか
俺の腕の中でもぞもぞと動き始めた
「ん〜…」
片手を伸ばして携帯を探すA
目を開けてその様子を見ながら、またぎゅと抱きしめる
気持ちいいなぁ〜…
……興奮する
Aを抱きしめながら、散々愛し合ってもなお
また彼女を欲している自分が笑えた
まだ俺の腕の中でもぞもぞとするAを見つめていると
その姿に妙に気持ちが昂ぶってして
『どうしてこんなに色っぽいのだろう』と考えてみると
答えはその体つきなんだと分かった
出会ったときから細身のA
そんなに身長は高くないけれど、洋服が似合うようなスタイルで
もう少し太っても良いのにな…なんて
思っていた
でも最近のAは…なんて言うか…
太っているのではないけれど、出るとこが出て
女性らしさが強調されているようなスタイルで
きっとそれを言ったらAは痩せようとするだろうから
言わないけれど
男としては、とても喜ばしい事だった
ってか誰から電話だよ。
気持ちが昂ぶってきた俺は、Aの柔らかい感触を確かめながら
それを見守っていた
「もしもし……？」
やっと電話に出たAの携帯からもれてきた声
『お姉ちゃーん！おっはよ！』
元気の良い義妹
ちいちゃんだった
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裕(プロフ) - ﾕﾉ☆さん» ありがとうございます(*´ω`*)何にも考えない楽しいコメディーが今度は書きたいです(^-^) (2017年5月2日 12時) (
レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
ﾕﾉ☆(プロフ) - お疲れ様~~~＆楽しく読めたわ〜次作を待ってるから〜気長に待ってます(^-^) (2017年4月20日 4時) (レス) id: 0de5eabcb0 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - ささん» ありがとうございました。そう感じていただけで良かったです(^^) (2017年4月11日 23時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - しあぽんさん» ありがとうございます(^^)ひっそり頑張ります(笑) (2017年4月11日 23時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - まゆまゆさん» ありがとうございました(*´∀`*)少しずつ心を健康にしながら妄想も続けていきたいと思います(^^) (2017年4月11日 23時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作成日時：2014年4月12日 1時
