嫉妬1【JJ】 ページ17
『お兄さん！お邪魔してまぁーす♪』
仕事を終えて帰宅すると
そこには ちいちゃんがいた
JJ「ちいちゃん、久しぶり」
妹「お兄さんのドラマ見たよ！
スゴイキスシーンだったね！」
「っ！！(怒)」
JJ「あっちょっ！ちいちゃん！」
ちいちゃんはソファーで笑いながら僕にそう言った
この間まで、僕はドラマの仕事をしていた
それはどろどろの恋愛ドラマ…。
ラブシーンも毎回あって、そのせいか
視聴率も良かった
でも…
妹「毎回テレビ見ててキャー！って言いながら見てたわよ〜♪
スッゴいドキドキしちゃった！」
「…(怒)」
JJ「ちいちゃん？あのね…」
妹「毎週の楽しみだったのになぁ〜♪
終わっちゃって残念〜(笑)」
「…が残念よっ…ったく…何にも残念なんかじゃっ……ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ…」
JJ「あ…」
怒ってる…。
Aが、怒っている。
このドラマの仕事中、ずっとAは機嫌が良くなかったんだ
直接僕には言わず、気持ちも自分なりに僕に分からないようにしていたようだけど…
Aは怒っていた
きっと、Aは毎日葛藤していたのだと思う
僕の仕事を理解しようと
キッチンに行ってしまったAをうかがいながら
ソファーに座るちいちゃんの隣に腰をおろした
JJ「ちいちゃん！その話はやめてって！」
妹「あはは(笑)お姉ちゃん、機嫌悪くなったね(笑)」
JJ「分かってたの！？」
妹「そりゃ妹だもんっ♪」
知っててその話してたのかよーっ！
勘弁してくれよぉ…。
妹「でも良くOKしたね？あのドラマ」
JJ「もう俺結婚したからさ。
ちょっと違う事、やってみたかったんだよね」
妹「そうなんだぁ〜」
JJ「Aにも相談したんだよ。
そしたら『ジェジュンがやりたいことをやって？』って、賛成してくれて」
妹「お姉ちゃんなら言うわね
お兄さんのしたいことに反対はしないものね」
JJ「感謝してるよ。
スケジュール毎日キツくても、ずっと支えてくれて」
妹「でも複雑よね。
毎日旦那様を支えて送り出すけど
その旦那様は他の女とキスしてるんだもんね(笑)」
JJ「それは仕事だからっ！」
妹「私だったらどうするかなぁ…。
反対しちゃうかも。…わかんないけど」
仕事は仕事
きっとAも分かっているはず
だって、僕は誰よりもAを
Aだけを愛しているのだから
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裕(プロフ) - ﾕﾉ☆さん» ありがとうございます(*´ω`*)何にも考えない楽しいコメディーが今度は書きたいです(^-^) (2017年5月2日 12時) (
レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
ﾕﾉ☆(プロフ) - お疲れ様~~~＆楽しく読めたわ〜次作を待ってるから〜気長に待ってます(^-^) (2017年4月20日 4時) (レス) id: 0de5eabcb0 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - ささん» ありがとうございました。そう感じていただけで良かったです(^^) (2017年4月11日 23時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - しあぽんさん» ありがとうございます(^^)ひっそり頑張ります(笑) (2017年4月11日 23時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - まゆまゆさん» ありがとうございました(*´∀`*)少しずつ心を健康にしながら妄想も続けていきたいと思います(^^) (2017年4月11日 23時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作成日時：2014年4月12日 1時
