嫁の我儘４ ページ16
その夜
一緒にベッドに入ってAを抱きしめながら
ゆっくりとツアーの事を切り出した
YN「Aが僕たちのファンの事を考えてくれるのは嬉しいよ」
「うん」
YN「嬉しいけど…でも、やっぱりAには僕の傍に居てもらいたい」
「ユノ…」
YN「何もいつも一緒に行動をすることはないんだよ？
僕らが入る前にAが先にホテルに入ってても良いし、後でも良いし。
それに、会場にもスタッフさんに紛れて入ったり」
「うん…」
YN「気を遣わせてしまってAには悪いけど…でも、やっぱりAには傍に居てほしい」
正直
僕は今回のツアーを楽しみにしていた
それは日本での、兵役後初の二人揃ってのツアーだということと
結婚してから初めての日本でのツアー
日本人のAに、僕のステージでの姿を見てほしいのと
僕の傍で、僕を癒してほしい
どんなに疲れていても
Aの顔を見ると疲れが吹っ飛んでいく
僕にはとても大切な存在のA
こんな事、誰にも言えないけれど
本当は一分一秒たりとも離れたくない
傍に居たい
そういつも思ってる
恋愛期間中はずっと遠距離だった僕たち
もう離れて過ごすのは我慢できそうもない
きっと離れて寂しい思いをしているのは
僕の方なのかもしれない
「…分かった」
YN「A」
「行く。一緒に、ツアー」
YN「本当にっ！？」
「うん。だから・・・」
YN「うん・・・？」
Aは僕にぎゅっとしがみつくと
両腕に力を込めて、僕の胸に顔を埋めた
僕はそんなAを同じようにぎゅっと抱きしめた
「どんなに疲れてても、毎日こうやって私を抱きしめて寝てくれる？」
YN「うん。もちろん」
「ふふっ(笑)ユノ…」
YN「A…」
こうして、またAのツンデレに翻弄されながら
僕らは熱い夜を過ごした
「ユノっ！朝よっ！」
YN「うん・・・」
「もぅ！」
あんなに熱い夜を過ごしたのに
翌日、相変わらずAは早起きで元気に僕を起こす
ぎゅぅぅ〜
YN「イテテテッ・・・」
「ユノ〜？あ〜さぁ〜よぉ〜〜」
YN「痛いよぉ〜っ(泣)」
「きゃははっ！！」
少し爪の伸びた人差し指で
僕の頬を突きながら。。。
つづく・・・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1032人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東方神起」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
裕(プロフ) - ﾕﾉ☆さん» ありがとうございます(*´ω`*)何にも考えない楽しいコメディーが今度は書きたいです(^-^) (2017年5月2日 12時) (
レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
ﾕﾉ☆(プロフ) - お疲れ様~~~＆楽しく読めたわ〜次作を待ってるから〜気長に待ってます(^-^) (2017年4月20日 4時) (レス) id: 0de5eabcb0 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - ささん» ありがとうございました。そう感じていただけで良かったです(^^) (2017年4月11日 23時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - しあぽんさん» ありがとうございます(^^)ひっそり頑張ります(笑) (2017年4月11日 23時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - まゆまゆさん» ありがとうございました(*´∀`*)少しずつ心を健康にしながら妄想も続けていきたいと思います(^^) (2017年4月11日 23時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：裕
| 作成日時：2014年4月12日 1時
