検索窓
今日:25 hit、昨日:23 hit、合計:207,059 hit

・・・ ページ44

アナウンサー「ボールはネットの直上!」



試合は着々と進み
ネット際での 治と翔陽の勝負



日向が助走をつけて、高く跳んだ。



侑「ほんま、エラいバネやなあ」





日向「ガッ クッ!」



ピッ____




ネット際の勝負は治が勝ち、稲荷崎の得点になった。




侑「んで、それ以上でもそれ以下でもない。」




治と翔陽じゃ 力の差は、歴然だ。



翔陽は、膝を床についていた。





アナウンサー「ネット際の攻防は、稲荷崎が押し切った!」



治が日向を見下ろす形で何かを言っていた。




治「あれ?思うてたより、手応えないんやなあ」

日向「んっ! クウウ…」





山口「ああ〜」

月島「しかたないじゃん 経験値が違うんだし。
  まあ、今の”押し合い”は、たまたまだけど」



月島「1対1でブロックで抜かれ続けるのはストレスだろうね」





ラリーが続き、ラリーを制したのは烏野




侑「サボんなや サム!」


侑が治を指さして 怒鳴った。




確かにさっきのは、バレバレだった。




治「ギッ…。サボってへんし」


侑「うそつけ!”取り合えず囮に入りますぅ”
  みたいな入り方しよって バレバレや!」



治「うっさいわ!
  全部全力で跳んどったら、最後まで保たんわ」



双子のケンカが始まった。


侑はバレーに関して厳しいから、
手を抜いた治のことが気にくわないんだろう。


他の稲荷崎メンバーは、”また始まった”と
呆れた顔で双子のケンカを見ていた。


…全国で恥ずかしくないのか?



侑「打ったら決まるんやから キバれや!
  それとも あのちっこいブロックが怖いんか?」


治「怖いわけあるかい!」




治の”怖くない”発言に翔陽はショックを受けていた。

・・・・→←見つける3



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.4/10 (220 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
762人がお気に入り
設定タグ:ハイキュー , 稲荷崎 , 男主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ひよっこ | 作成日時:2021年12月6日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。