木兎の弟は稲荷崎のリベロ２

見つける３ ページ43

日向「うおっ！」


澤村「すまんカバー！」



侑「飛雄君はレシーブが乱れた時ほど速攻をねじ込んでくる
　 そして俺らの速攻を見せられた直後なら
　 ここで使うのは、翔陽君や。」



バシーンッ＿＿＿


烏野の変人速攻を稲荷崎がブロックで叩き落した。




行動パターンが分かりやすい。
ユースで散々見て来たし、一緒にいたから分かるよ。
負けず嫌いなのは良いことだけどね。



唯一無二の武器を簡単にマネされて焦るよね。
武器を取られた後烏野は、どうする？



日向「クッ…」
影山「んっ…」



侑「フフフッ」



アナウンサー
「シャットアウト〜！稲荷崎今度は本家を封じた！」



解説者
「今のは日向君に上がると確信していたようなブロックでしたね」




その後も双子速攻がどんどん決まり、点差が開き
流れが稲荷崎にきた。




アナウンサー
「宮兄弟が止まらない！まさに最強の挑戦者！」



侑「ハハハッ」




烏野の調子が乱れてきた。




侑「規則的な不規則やで飛雄君！」


侑がブロックに跳ぶ



日向「クッ…！」


銀「アウト！」


ピッ＿＿


侑「なっ…」





アナウンサー
「ブロックに当たっています！烏野高校の得点！」


侑「おお…」


「…ブロックアウト狙ったのか。」


見えてたってことか。






昼神「光来君 今のは…」

星海「あいつ見えてたな」




烏野「「よっしゃー！！」」



侑のサーブはネットギリギリに落ち、
澤村がダイレクトで返してくる。



侑「銀！」

銀「ライッ！」



双子速攻は、烏野のブロックに叩き落された。


侑･治「あっ…」



アナウンサー
「今度は烏野が止めた！宮兄弟を止めました！
　１年生 月島 蛍！」



烏野「うおおおおお！！」



あの速攻の欠点は、ブロッカーの慣れ
止めようと思えば止められる。



まあ、蛍なら日常的に変人速攻に慣れてるから
止められるよなあ。



すごい蛍が悪い顔をしてるのが見えた。



侑「なぬ…。」

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