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澤村
「ハイハイ。凶暴なサーブも今まで何回も切り抜けてきた。
 焦るとこじゃないよ。」


西谷・田中・東峰「シャア!」




侑「ふうん…」

侑「なあサム。」

治「なんやツム。」




侑「攻めるタイミングは、逃したらアカンよな?」


治が”はあ?何言ってんだ”と呆れた顔で侑の顔を見ていた。



侑が何かしようとしてんな。
俺の役目は、それをサポートすること…。






澤村・田中「4歩」

西谷「またジャンフロ…」



西谷君がオーバーで侑のジャンフロを上げた


西谷「フンッ!」


日向・木下・山口「よし!」



田中がアンダーで東峰に上げる。


田中「旭さん!」


東峰「クッ!」





銀、角名、治の3枚ブロックを抜ける。




この位置にスパイクが来る__



キュ__トンッ__





東峰さんのスパイクを正面で拾い、侑にAパスで渡す。



ふっ…完璧。さあ、どうぞ




治が走り込む。




侑「この位置…頃合い…この角度…どんぴしゃり」




バンッ____


治のスパイクが烏野のコートに落ち、
烏野の面々の顔がこわばったのが分かった。




ピッ__


応援団「ナイスキー!おーさーむー!」



治「…マジでボール来よった!」


侑「よっしゃー!」



烏野の変人速攻をやって見せた。





武田「い、今のはまるで…日向君と影山君の変人速攻!?」


烏野が固まっていた。






角名「うわ マジでやった…」


「やると思ってたよ。」




侑「まあ、飛雄君ほどの精度は無理やけどな〜。
  カッコいいもんはマネしたいやんか。フッフ」



アラン「双子ならではの信頼感やな!兄弟ってええなあ…」



アランさんが興奮気味で
倫太郎は、苦笑いで若干引いていた。



侑「しかし ほんまにAのレシーブは、惚れ惚れするわ〜」



侑がニコニコしながら肩を組んできた。


「ハイハイ。どうもありがとうございます。」




兄弟か…


光太郎とは、中学まで同じチームだったしな。
高校 俺も梟谷にしとけば良かったか?



いや、光太郎と同じだったら、苦労が絶えないはずだ。
まだ侑の方が扱いやすい。



木兎「ブヘックション!!!」

赤葦「木兎さん大丈夫ですか?」

木兎「あかーし!なんかウワサ?されてる気がする!!」

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作者名:ひよっこ | 作成日時:2021年12月6日 14時

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