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入場 ページ33

♪〜♪〜
吹奏楽部の演奏が流れた。


北「準備はええな? ほな、行くで。」



北さんを筆頭に横並びでアリーナに入ると、
黄色い声援、野太い声援が会場内に響き渡った。



「「きゃ〜!!!」」



「「北〜!」」 「「宮〜!」」


「「あつむ〜!!」」 「「A〜!!」」


「「アラァァァン!」」 「「倫太郎〜!」」



アイドルのコンサートみたい。

手作りでハート形の”あつむ”と書かれたうちわを
持った女の子が結構いる。




それに加えて、稲荷崎の応援団は毎回すごい。
吹奏楽も強豪で気合入ってるし、
応援団のプレー中の声援も半端ない。



客席の半数が稲荷崎の応援団で埋め尽くされている。

全国大会だからいつもより、更に人数が多い。



「人数すご…。」


角名「オッホホ。相変らずだね。」


銀「いつまで経っても慣れんわ」







「「キャー!あつむく〜ん!こっち向いて〜」」




「侑ファンサしてあげれば?」



侑「誰が喧しブタにファンサするか!!」


治「いつか刺されるで。ほんまに」





公式ウォームアップが終わり、整列した。



アナウンサー
「さあ、これから兵庫県代表 稲荷崎高校 対
 宮城県代表 烏野高校の試合が始まります!」




ピピーーーッ!




「「しアース!!」」



監督「今日も何か一つ、新しいことに挑戦せえ。以上!」

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作者名:ひよっこ | 作成日時:2021年12月6日 14時

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