木兎の弟は稲荷崎のリベロ２ (ページ25)

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お迎えページ25

いじけている光太郎を放置して、
研磨の隣に座って、試合を眺めていた。

研磨「稲荷崎は、シードだから今日は試合無いんだっけ？」

「うん。同じブロックだから、もしかしたら当たるかもね」

研磨「…そうだね。」

「楽しみだな～。」

バレーの話とかゲームの話をしていた。

黒尾「研磨がゲームをしないで、友達と会話してるなんて…」

お父さん感動！とか言って、泣きマネしてるけど、研磨はガン無視。

黒尾さんドンマイ。と憐みの目を向けといた。

黒尾「Aも冷たい！」

研磨が無視するのもわかったわ。
リアクションすんのが怠い。

？「お！おったおった！A！次の対戦相手決まる試合
　みんなで観に行くで！」

光太郎「アランじゃん！ヘイヘイヘーイ！元気か！俺は元気！」

アラン「お、おう。木兎か。相変らず元気やなぁ。」

騒がしい。
一方的に光太郎が話しかけて、アランさんが押されてる。

ああ、聖臣が言ってたのアレか。

〈尾白アランと木兎光太郎じゃん！〉

〈全国五本指の奴らじゃん！すげえ！〉

周りが全国5本指の二人がいるから、騒ぎ始めた。
研磨が隣で嫌そうな顔をしている。

アラン「ちょ待て、木兎。ツッコミが間に合わん！
　お手上げや！Aヘルプ！！」

”研磨またね”とアランさんと光太郎のもとへ向かった。

「光太郎。そんなに騒ぐと京治呼んで回収させるけど？」

光太郎「え！やだやだ！まだアランと話す！！」

アラン「あかん！俺ら早よ行かんと！」

「そうだよ。俺ら次の対戦相手決まるんだからさ」

ギャーギャー騒いでいると京治が走ってきて、
げっそりした顔をしていた。