木兎の弟は稲荷崎のリベロ１ (ページ29)

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『じゃあ俺シューズ届けたし、そろそろ帰るから』

帰ろうとしたらガシッと掴まれた。

黒尾「な～に帰ろうとしてんだ？」
木兎「Aも合宿参加しようぜ！」

『え、でも部外者だから試合とかは出ないよ？』

黒尾
「じゃあ、音駒のマネージャーやってくれ！
あと、レシーブ教えてやってほしい奴がいるんだよ」

『もしかして、あのハーフの人ですか？』

黒尾「おっ分かってるじゃん！
あいつ下手くそだから困ってんのよ」

『音駒のリベロの人レベル高いから、その人が教えるのじゃダメなんですか？』

黒尾「だって！やっくん！」
夜久「高校№２リベロに褒められるとか嬉しいんだけど！
　「俺でも手に負えないほどアイツやばいんだよ」

結局、音駒のマネージャーをやることになった。

『木兎 A２年です。よろしくお願いします！』

「「お願いしまーす！！！」」

黒尾「Aは、ドリンク作ったりできる？」

『ウチもマネージャーいなくて、交代でやってるんで出来ますよ。』

夜久「強豪なのにいないんだな」

『部員目当で来る人ばっかりですからね。マネージャーいない苦労はわかります。』

山本「Aは、仲良くできるイケメンだ。」

『何言ってんだ虎。』

『えーとじゃあ。ドリンクの濃さの要望とかありますか？』

黒尾「えーマジ？そんなこともしてくれんの？助かるわ」

『ウチにうるさいやつがいるんで』

研磨「じゃあ、俺のは少し薄めがいいかな…。」

『研磨は薄めね。りょーかい。』

研磨「うん。ありがとA。」

みんなのドリンクの濃さを教えてもらった。

『あ、俺他のマネージャーさんたちに挨拶してきますね。』

他のマネージャーのもとに向かった。

黒尾「研磨ワクワク顔だな」
研磨「何それしてないし」