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侑side

Aの第一印象は、チヤホヤされて、調子に乗ってるやつ。

バレーは下手くそに決まってる。なんて思っとった。


俺やって顔は整ってるほうだから、かなりモテる。
なのになんで俺よりコイツがモテるんや!気にくわん!
何かと突っかかっても、動じないし。ヘラヘラしとるし、なんやねん!


…けどプレーを見たら、Aはすごい奴ってわかったんや。



バレー部に入部してからしばらく経って、1年の実力を見るための3対3があった。
他の一年の試合をみてたけど、下手くそなポンコツしかおらん。



俺の番になって、

俺らのチームは、俺、サム、アラン君。

相手チームは、A、角名、銀。


人数が足りんかったから、俺とサムのチームにアラン君が入った。

あいつリベロやから、攻撃は角名と銀の2択やな…。



『!!!』

『なんやアイツ!!』

試合が始まり、俺の中に衝撃が走った。


あのアラン君の強烈なスパイクを簡単にレシーブしとった。
どんな威力のボールもあいつの守備範囲に入れば、勢いを殺される。


あいつのレシーブしたボールは、必ずセッターの位置に Aパスで返ってくる。
プレー動作が丁寧で、見惚れるほどキレイなんや。


リベロやのに、スパイカーが打つところを誘導して、瞬時に回り込む。
頭の回転が早くて、判断力がある。
とにかく無駄がないんや。




ああ…なんかあいつ北さんに似とったから嫌やったんや。

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作者名:ひよっこ | 作成日時:2021年11月20日 23時

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