16話 人見知り、再発 ページ18
『……』
雪「みんな、久しぶり〜」
?「久しぶり〜!元気だった?」
か「何とかね」
?「先輩方がお元気そうで何よりです。そして…」
黒髪ツインテールの女の子、茶髪サイドポニーの女の子。
二人の視線が私に向き、緊張で凍りつく。
期末テストも終わり、光太郎は数学のみ赤点。私は勿論赤点などなく、順位もまあまあだった。
そして今日は、練習試合の日。。
雪「真子ちゃん、英里ちゃん、紹介するね〜」
トン、と私の肩に雪絵が手を置く。
か「新しく入部してきた、3年の小鳥遊A。すんごい人見知りだけど、仲良くなると普通に接してくれるから!」
雪「ね〜、A〜」
『う……よ、宜しくお願いします、』
真「えっと、森然高校の大滝真子です。宜しくお願いします!」
ぺこりと礼儀正しく頭を下げられ、慌てて頭を下げ返す。
英「はーい!生川高校の宮ノ下英里です!!宜しくね、Aちゃん!」
明るい笑顔、声。
『宜しくお願いします』
マネージャーは美人しかいないのか????
関東圏怖ぇ………
雪「Aはさぁ、もっとフレンドリーに行くべきだよ〜」
か「指摘されるまで、タメと年下に敬語使うのはAらしいけど…距離できちゃうよ」
かおりに右肘で突付かれ、うぐっと声を詰まらす。
『えぇ…じゃ、じゃあ、真子ちゃんと、英里ちゃん…?』
真「ふふ、宜しくお願いします、Aさん」
英「宜しくねー!!Aちゃん!」
『う、うん!宜しく』
うまく話せて良かった……と息をつく間もなく。
?「あの、こんにちは」
?「ここここここんにちは!!!!」
『ヒュッ』
後ろを振り返ると、今度は黒髪ロングの眼鏡美人、小柄な可愛らしい女の子が立っていた。
また知らない人……と心臓がばくばくと音をたてる。
か「あっ、こんにちは!!」
雪「こんにちは〜」
潔「烏野高校から来ました。3年の清水潔子です。宜しくお願いします」
谷「お、同じく!烏野高校1年、谷地仁花です!!宜しくおねがいひまひゅっ」
思わずかおりの後ろに隠れると「コラ」と、むりやり前に引き剥がされた。
か「梟谷3年、雀田かおりです!そして同じく3年の小鳥遊A」
雪「右に同じく、3年の白福雪絵です〜」
『よ、よろしくお願いします』
潔「宜しくお願いします」
そう言って頭を下げる清水さんは、ほんとにキレイな顔をしてて。なんだろう。麗しい。
やっぱり私……無理かも……と、天を仰いだ。
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ななサマ - これは神作!キュンキュンしちゃいました!木兎さん推しとしてはこの設定は神。大好きです!! (2022年6月7日 22時) (レス) @page38 id: 3d9458003a (このIDを非表示/違反報告)
みづお - わー!ありがとうございますっ、頑張って更新します!! (2022年4月7日 15時) (レス) id: 4414ac7bc9 (このIDを非表示/違反報告)
aya - メッチャ面白かったです(*´ω`*)更新楽しみにしてますねっ!! (2022年4月6日 23時) (レス) @page29 id: 563d44d02c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みづお | 作成日時:2022年4月4日 12時