烏野と練習試合！ ページ15
とうとう、この日が来た…そう、烏野との練習試合である。
「でも…なーんか引っかかるんだよな…」
「何が？」
「烏野…多分知り合いがいるかもしれない」
「へー？」
そう、知り合い…あのノッポとその親衛隊がいるかもしれないのだ。
「Aちゃーん、まっつーん、どうしたのー？そろそろ烏野来るよー」
「「あ、今行く」」
さて、烏野が乗ったバスが青葉城西に到着した時、何やらギャアギャアと騒がしい。
「すみませんすみませんすみません！！！」
「良いから一回落ち着こうぜ日向！」
日向…と呼ばれた少年が平謝りして、坊主頭は、何やらジャージを袋に入れている。
「…吐いたか」
「「ぶふっwww」」
「おwwまwwwAwww」
「真顔でwwww」
後ろで松と花がゲラゲラと大笑いしている。
本当の事だと思ったのにな…？
………その時、一番恐れていた事態が起きた。
「あれ？もしかしてA先輩ですか？」
「……出たな、月島」
もしかしなくても:ノッポ
やっぱり烏野に居たのか…あいつは。
「あれ、僕の事を名字呼びしてくれるんですね？今まではノッポとしか言って無かったのにー」
「黙れ」
「わー怖〜い(棒)」
本当、こいつは大っ嫌いだ。
「…A」
「あー、松ごめんね、見苦しい所見せたね」
「そういう訳じゃない、ただ、嫌な顔してたから」
そう言って、“行くぞ”と手招きしてくれた。
気を使ってくれた…みたいだけど、そうなのかな？
「まぁ…ありがとうね、松」
「ん、別にいい」
そう言いつつも、またゆでダコみたいになってるし…
「……やっぱりゆでダコは変わらないか、河童のくせに」
「煩い、どうでもいいけどもうすぐ試合だろ、早く行こうぜ」
「うん、分かった」
相変わらず小突かれるのは痛いけど、それが松とのコミュニケーションみたいなものだし…
これからも続けていこう、と勝手に判断したAであった。
オマケ
「……ふーん」
「出る幕無さそうだねツッキー…」
「煩い山口」
「ゴメンツッキー！」
「多分、あの人も先輩に気があるんだ…」
“さて、どうやって…………かな…？”
「待ってて下さいね、先輩」
その呟きとともに、密かに呟いた月島と、その異変に恐怖感を覚えた山口であった。
ラッキーアイテム
及川さんが表紙のバリボー
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黒兎@梟谷全員俺の嫁(プロフ) - もーふさん» うおおおお!!!もーふさま、長らく返信せず、申し訳ございませんっ！！！ コメント、アドバイス、役に立たさせて貰っています！月島君は、キャラが可笑しくて右往左往してました(笑) (2015年9月29日 21時) (
レス) id: 0501180142 (このIDを非表示/違反報告)
もーふ - 月島はやっぱ月島だったｗ (2015年4月3日 14時) (レス) id: 3ccc4e1aa1 (このIDを非表示/違反報告)
もーふ - 「」の前の名前の事と、顔文字をいっぱい使うのは人の勝手ですから、別にいいと思いますが、ない方が小説っぽくなると思います！ (2015年1月31日 21時) (レス) id: 3ccc4e1aa1 (このIDを非表示/違反報告)
もーふ - 楽しみにしてます！更新頑張ってください！長文すみません。 (2015年1月31日 21時) (レス) id: 3ccc4e1aa1 (このIDを非表示/違反報告)
もーふ - あと、「」の前に名前を書くより文章で伝えた方が良いと思いますよ！ (2015年1月31日 21時) (レス) id: 3ccc4e1aa1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒兎 | 作成日時：2015年1月31日 20時
