JNside ページ26
SG「ヒョン…」
ユンギが小声で起こしてくれた声で目が覚めた。
まだ眠いな〜。
気を抜いたら寝てしまいそうだから少し寒いけど布団をめくる。
けど動けなくて朝の支度をするユンギを目で追う。
できれば解熱剤を飲むことをユンギ以外にバレたくないから早く飲みたいところだけどさすがに胃に何か入れてからじゃないとダメだよな…。
生憎まだ朝食まで時間があるし。
早めに飲んで車に乗る前に熱下げないと…。
どうしよう。
そんなことを考えてたらちょっと寝てたみたいで隣でナムジュンの目覚ましの音で目が覚めた。
RM「おはようございます…」
「おはよ…」
RM「ヒョン、熱は？」
そう言われて体温計をセットする。
言われて気づいたけど高くなかったら解熱剤飲めないもんね。
ピピピピッ。
38.9℃…。
熱下がってるなんて心配いらないじゃん…。
どうりで動けないわけだわ。
「ごほごほっ…いっ……」
咳をすると胸が痛くて反射的に声が出てしまった。
RM「大丈夫ですか？」
「あー…大丈夫。」
昨日より悪化してることを悟られたくなくて大丈夫って言っちゃったけど本当に大丈夫なのかな。
今日も収録があるし明日はバラエティの収録もあるのに…。
SG「ナムジュナ、なんか軽く食べれるの持ってない？」
RM「うーん、グミくらいしか…」
SG「グミでもいっか…、ヒョンに何粒かあげて。もうそろそろ薬飲まないと」
RM「ヒョン、好きな味どうぞ」
何か食べないとって思ってること気づいてくれたのかな。
「ありがと…」
横になったまま食べれるから案外いいかも…。
何粒か食べてたらユンギが薬と水を持ってきてくれた。
SG「あと30分はあるのでちょっと休んでください」
そう言われたら体は正直ですぐに寝てしまった。
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作者名：結良 | 作成日時：2022年12月4日 14時
