RMside ページ16
ついたー。
みんな寝起きの顔でそのままメイクに向かう。
メイクを受けながら夢の続きを見ている人もいるな。
マンネラインはいつものことだけどジンヒョンとユンギヒョンも目を閉じてる。
みんな体力的に限界だよな…。
早く終わらせて体休めないと。
今日はダンスナンバー2曲とバラードが1曲。
施設の関係上何度か踊って色んな角度から取ることになっている。
だからどんなにうまく踊ろうが一発オッケーはありえないってこと。
それが2曲…。
・・・
1曲目は無事に終わって1回休憩になった。
壁側に寄せられたパイプ椅子に座って息を整える。
やっぱりジンヒョンが心配で近くの空いているパイプ椅子に移動する。
ペットボトルを持って下を向いてる。
通常よりも息が整うまでに時間がかかるみたいでまだ辛そうに息をしてる。
「ヒョン大丈夫ですか?」
JN「…はぁ……はぁ………っあぁ…だいじょうぶ…はぁ……」
それからは数分無言の時間が続いたと思う。
別に気まずくはない、心配になるだけで。
JN「ナムジュナ、今日の夕食なに?」
ひょんなことを聞かれて戸惑う。
RM「あ…あーなんでしょうね。夕食付きのホテルみたいですよ」
これは大丈夫なフリなのか…?
でもそんな会話をするほどの余裕があるならまだ大丈夫なんだなと1人で納得する。
スタッフ「はい、2曲目お願いします」
スタッフさんの掛け声で重たい腰を起こす。
・・・
2曲目も終了。
なんだかんだ1曲目4回、2曲目5回で結構な回数を踊って疲れた。
後はバラードだから概ね乗り切ったと言っても過言ではない。
3曲目は施設を借りれる時間の問題もあったのか2回で終了。
これでホテルに行ける。
「お疲れさまでしたー」
ジンヒョンも最後まで一緒に収録できてよかった。
遠くにいて直接確認はできないけどジョングクがついているし安心か。
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作者名:結良 | 作成日時:2022年12月4日 14時