SGside ページ9
打ち合わせの後、時間の合う人でご飯を食べに行った。
ジンヒョンとジョングクは帰るみたい。
ご飯を食べて少しお酒も飲んだ。
疲れてはいるけどなんだかんだ盛り上がって遅くなってしまった。
居酒屋を出て携帯を確認するとジョングクからメッセージが入ってた。
“ジンヒョン38℃超えちゃいました。薬飲んで今は寝てます。”って。
調子悪いそうだったし、疲れも出たんだろうな。
急に酔いが覚めちゃった。
明日の朝食べられそうなものをコンビニで買って帰る。
宿舎に戻ってきてた2人は寝てるようで宿舎は静か。
自然と僕らも声を潜める。
早く様子見ておきたいけど体調が悪い人にこの居酒屋の匂いは応えるだろうからシャワー浴びてジンヒョンの部屋へ。
今のところ眠れているみたい。
薬も飲んだし氷枕もしてるし後は寝るしかないだろうな。
あ〜さすがに疲れたから今日はもう寝よう。
・・・
朝方目が覚めた。
最近急に寒くなってきたな。
ちょっとトイレ…まだ4時半か。
もっと寝ないと。
「ごほごほ……けほけほけほ…ごほっ………けほけほけほけほ」
咳込む声が聞こえる。
部屋に近づくと…やっぱりジンヒョンだ。
悪化したなこれ。
部屋に入ると布団にくるまって激しく咳込んでいる。
「ヒョン大丈夫？」
布団を少しめくると真っ赤な顔して咳込んでて。
いつから咳込んでたんやら。
背中をさすってやるけど体もかなり熱い。
すこし治まってきたかな。
「ヒョン、ひどい咳ですね」
持ってきた水を渡すとほんの少し飲んでまた横になった。
JN「おかえり……起こした？」
「いえ、たまたまトイレに」
ヒョンは目をつぶったまま聞いてくる。
「せっかく起きたんで熱測ってください」
38.8℃。
結構高いな。
今日は午後から離れた場所にあるスタジオで収録があってそのままバラエティの収録で現地に泊まらないといけない。
このまま泊りの仕事はきついな。
朝に病院連れて行くか。
「ヒョン眠れそう？」
JN「うん…。」
それからすぐ寝息に変わった。
僕も寝よう。
2時ごろに出発だから9時とかに病院にいけば間に合うかな。
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作者名：結良 | 作成日時：2022年12月4日 14時
