年末歌番組2013 ページ35
年末の歌番組、本番前
ソヒョナからカトクが届いて(オンニ達からのお呼びだし)
ソクジンにだけわ一言伝えてから、楽屋を後にした
親友にも、オンニにも会いたいしね
(うちの楽屋に来てもらうのは悪いし……メンバーうるさそうだし)
テティソの楽屋に向かう途中
？「あー！！！」
いきなり後ろから聞こえた叫び声にびっくりして、思わず振り替える
(げっ……)
KY「A！」
SHINeeの万能キーこと、キムキボムの姿が
……てかさ、
「キボム！こんなとこで叫ばないで！しかも本名！」
SHINeeがBTS呼んでたら目立つでしょうが！
KY「そういうAこそ声大きいよ(笑)」
笑顔のキボムがこちらにやってきた
こうやって会うのは、デビューしてから初めてだ
SMを辞めてから、ソヒョンにだけ
今後のことを話していたけど
他には誰にも話さずにいて
携帯も変えて、連絡も断った(ソヒョン以外)
自分がやれるとこまで、やってみたかったから
生ぬるいお湯につかったままじゃ、ダメだと思ったから
防弾少年団として、デビューが決まって
ティザーが明日でる、と言う
練習生としての最後の日
明日には、私の顔が出回る
(いろんな意味で)堂々と外を歩けるのは、これが最後かもしれない
そう思って、一人で買い物にきていた
？「A、？」
「キボム……久しぶり、」
偶然、本当偶然
キボムと再開した、……4年ぶりに
そこからは、まあ、いろいろ言われた
何が久しぶりだよ！何やってんの！いきなり消えて！
そんな会話から始まって
場所も場所だし、キボム行き付けのカフェに移動して
個室に連れていかれて(逃げられない)
今までどうしていたのか
なんで事務所を辞めたのか
……デビューの話、と洗いざらいに話した
最初はキーキー言っていたキボムも
私の話を真剣に聞いてくれて
KY「頑張ったんだな、A」
頭をポン、と撫でてくれた
「うーキボムぅ……」
KY「ちょっ、このタイミングで泣く！！
あーもう、泣くなよ、なっ？」
「キボムのぱぼー……涙腺緩んだ……っ！」
KY「なんだよそれ(笑)」
昔からいざと言うときには優しい……キボムは変わらないね
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作者名：琴音 | 作成日時：2015年7月30日 8時
