第四十六の怪 ページ7
寧々「ひどい…女の子まで…！」
光「くっ…
ちくしょうっこのままじゃ学園が老人ホームになっちまう…」
寧々「なんて怪異なの…」
老人ホームは草
山吹「染谷じゃん
なあこれどーなってんだ？」
『山吹…ってうわ！！爺になってく！！』
SNSで拡散をしようとした山吹がみるみるうちにシワシワになっていく。
その山吹の肩に、子供が乗っかっていた。
寧々「子供？」
茜「見つけた！！」
茜が捕まえようとするが、すばしっこくて捕まえられない。
茜「クソッいい加減にしろよな…
ミライ！！」
ミライ、と呼ばれた子供はクスクスと笑っている。
おそらくあれが元凶だろう。
ミライはシュピピと光達を潜り抜け、消えてしまった。
花子「やっぱり
この一連の騒動は君達が原因だったんだね
時計守」
茜「…っ
そうだよ。ミライが脱走したんだ」
寧々「ミライが」
光「脱走？」
茜「そ、僕らは三人いるってのは知ってるよね
そのうちのかな？一人､未来を司る時計守
名前がないらしいから僕はそう呼んでる。
さっき見えただろうけど、ミライは手で触っているものの時間を進めることが出来るんだ」
あー、それで机がボロボロになってたり爺婆になったのね
茜「だから何にも触れないように手袋させて
爺さんが協会に繋いどいてたはずなんだけど」
光「爺さん？」
茜「過去を司る方の時計守。こっちはまだ話が通じる
そうは言っても所詮怪異だけどね
早急に捕まえるよう言いつけられてさ
忙しいってのにいい迷惑…つーかお前が逃がしたんだろうが」
その声にはこれでもってくらいの恨みが込められていた。…こいつも大変なんだろうなぁ
花子「ってことはさ､君もそのミライを捕まえたいってことだよね。
それじゃここはキョーリョクして
一緒にその子を捕まえようよ。ネ」
ニコニコと愛想よく茜に手をさしのべる花子。
だが茜の顔はめちゃくちゃ嫌そうだった。
まぁそうだろうなぁ
怪異嫌いそうだし。さっき花子投げ飛ばしてたし
寧々「ちょっといい？さっきから気になってたんだけど…
茜くんって…怪異のこと嫌いなの？」
茜「…そんなこと
当たり前でしょ
大っ嫌いだよ！」
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ゆりりん - 続き読みたい− (2022年7月7日 19時) (
レス) @page11 id: 2b16648ba7 (このIDを非表示/違反報告)
みつり(プロフ) - h。さん» ま、まじですか。ティ、ティッシュどうぞ(*´・∀・)つ読んでくれて…ありがとうございます…！！ (2020年6月5日 19時) (レス) id: 9454e35235 (このIDを非表示/違反報告)
h。 - あ…あの…。読んでいる最中、は…鼻血がでて、ティッシュつめて読んでました…。(ガチです) (2020年6月4日 23時) (レス) id: 1189c557b6 (このIDを非表示/違反報告)
みつり(プロフ) - ヤマネさん» わー！ヤマネちゃんじゃないか！ありがとうw (2020年5月24日 14時) (レス) id: 9454e35235 (このIDを非表示/違反報告)
ヤマネ(プロフ) - 最高っす(･:ﾟдﾟ:･)ﾊｧﾊｧ (2020年5月24日 0時) (レス) id: 11c2f7ccea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みつり | 作成日時：2020年5月5日 14時
