第四十二の怪 ページ3
寧々「…ねえ花子くん
ずっと葵のこと見張ってたけど怪しいところなんてなかったわよね？
やっぱり七不思議は違う人なんじゃ…」
寧々が小さな声で言う。
でも寧々、方向違う。花子こっち
花子「ん〜？そーだねぇ
フツーにしてたんじゃなかなか尻尾は出してくんないみたいだから、そろそろこっちからも仕掛けてみようか」
『仕掛ける？』
するとふわりと椅子の上に立ち上がった。
その姿はマントを身にしていて、なんだかいつもより頼もしい。
強くなるんだっけ？よくわかんないや
でもなにするつもりなんだろう
花子「ほい」
寧々の手を掴み、私にウィンクをして見せた。
…な、なによ、
きゅんとなんかしてないし！！！←
花子「ねー二人とも
普段隠してるチカラを使うとしたらどんな時だと思う？」
寧々「どんな時って…」
『…？』
花子「色々あるだろーけど､大抵必要に迫られてなんじゃないかな」
…まさか
花子「例えば…こんな風に」
『ちょ、まっ！！！』
花子「白杖代！」
白杖代がシャンデリアに衝突する。
花子が操り、照明も壊していく。
『花子！！！』
さらには、シャンデリアを切断し、葵めがけて落ちていく。
茜「アオちゃん！！」
『葵！！！！』
…その時。
『葵！そんな、嫌、むぐ！？』
花子「大丈夫だよ､よく見てごらん」
『え…？』
恐る恐る目を開けると、あり得ない光景が広がっていた。
止まっている。シャンデリアもなにもかも。
そして葵を支えているのは_____…
花子「ようやく会えたね
七不思議一番 時計守」
メガネを外した茜の姿だった。
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ゆりりん - 続き読みたい− (2022年7月7日 19時) (
レス) @page11 id: 2b16648ba7 (このIDを非表示/違反報告)
みつり(プロフ) - h。さん» ま、まじですか。ティ、ティッシュどうぞ(*´・∀・)つ読んでくれて…ありがとうございます…！！ (2020年6月5日 19時) (レス) id: 9454e35235 (このIDを非表示/違反報告)
h。 - あ…あの…。読んでいる最中、は…鼻血がでて、ティッシュつめて読んでました…。(ガチです) (2020年6月4日 23時) (レス) id: 1189c557b6 (このIDを非表示/違反報告)
みつり(プロフ) - ヤマネさん» わー！ヤマネちゃんじゃないか！ありがとうw (2020年5月24日 14時) (レス) id: 9454e35235 (このIDを非表示/違反報告)
ヤマネ(プロフ) - 最高っす(･:ﾟдﾟ:･)ﾊｧﾊｧ (2020年5月24日 0時) (レス) id: 11c2f7ccea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みつり | 作成日時：2020年5月5日 14時
