第九話 ページ10
「じゃあいこうか」
「ま、待ってください！！」
よかった。間に合った。
「…あの、私も行かせてください！」
「危ねぇぞ。お前は待ってろ」
「いいよ、一緒に行こう」
「「え！？」」
「い、いいの？」
「君の心を試しただけさ。それに、少し気になることもあるからね
少年と知り合いなんだよね？少年、彼女を守ってあげてくれ」
「い、言われなくてもやってやらぁ！」
…え？私、源くんに守られるの？
守ってくれるの？
「ありがとうございますうううう！！！！！」
「わっ、どうしたのAちゃん」
で、でも源くんに怪我させちゃったらどうしよう。私のせいで…
ぽん、と頭に暖かい感触。
「心配すんな。お前とお前の友達は必ず俺が守ってやる」
源くんが、私の、頭に…
「って、あっつ！？」
「ぽーーーーーーーっっっ」
「Aちゃん！？しっかりして！」
赤くなる顔。
えっ、頭ポンって…
イケメンかよおおおおおっ！！！！
「ほら、早く行くよ
四段目を踏むんだっけ？」
せーのっいーーーち」
え、早くね！？
「にーーーい さーーーん
し」
目をぎゅっとつむり四段目を踏んだ。
が、なにも起こらないし、聞こえない。
恐る恐る目を開けてみると…
「わ…」
階段がどこもかしこにもあり、提灯が浮いていたり、和風で一見綺麗なところだった。
「ミサキ階段ね
随分好き勝手してくれてんじゃん」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 34人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みつり(プロフ) - ゆきどん。＠卍教教祖さん» うおお！ありがとうございます！これからもかっこいい光くん作っていきますんで、応援よろしくお願いします(´ω｀*) (2020年5月10日 2時) (
レス) id: 9454e35235 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきどん。＠卍教教祖(プロフ) - 初コメ失礼します！光くんめっちゃ好きです！仲間居て良かった…！続きめっちゃ気になります！ (2020年5月8日 17時) (レス) id: 5d39630b57 (このIDを非表示/違反報告)
みつり(プロフ) - 紅藍泉。さん» マジですか！わかります！可愛いと思ったら急にかっこいいっていうギャップほんとたまんないですよね……弟…欲しいですn(( (2020年4月28日 20時) (レス) id: 9454e35235 (このIDを非表示/違反報告)
紅藍泉。(プロフ) - わー!!僕も光くん好きです!!花子くんキャラの中で一番好きです!ほんとに何で増えないんですかねェ〜。かわいいしたまにかっこいいし……弟に欲しくなりません?((突然すみませんw (2020年4月28日 1時) (レス) id: 652fbe376d (このIDを非表示/違反報告)
みつり(プロフ) - 。さん» 返信遅れてすいません！指摘ありがとうございます、外しました！これからは気を付けます。 (2020年4月20日 0時) (レス) id: 9454e35235 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みつり | 作成日時：2020年4月15日 21時
