僕が好きな君と君が好きな僕 2 【Ren.N】 (ページ4)

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＊You

森「Aちゃん、ちょっと良いかな？」

学年のマドンナ、森さんにこう言われてついて

行ったら下げられた頭

森「本当に、ごめんなさい！」

…え？

『あの、頭上げて？

もしかして大吾のこと？』

こくり、と頷く森さん

『話は聞いたから…

全然大丈夫だよ』

森「本当に、ごめんね

動揺させちゃって」

『ううん、お互いに思ってたこと言えたしなん

か良い経験？っていうか…』

そう言うとふふっ、と笑った森さん

森「やっぱりAちゃん良い子だな

大吾くんとお幸せにね」

そのあとあ、と声を出した森さん

森「大吾くんと幸せになるのもだけど、廉くん

のことも見てあげてね

…偉そうには言えないんだけど」

『知ってたの？』

森「気づいちゃった

廉くん分かりやすいんだもん」

あはは、と笑う森さん

『そうなんだよね、今凄く混乱してて』

森「なんかあったら相談して？

…こんなやつ嫌かもしれないけど」

『ううん、そんなことないよ

頼りにさせてもらうね』

森「良かったぁ…

またよろしくね」

ちゃんと、和解？出来て良かった

森「あー、新しい恋探さなきゃなー

モテモテAちゃんに追いつけるように頑張

らないと」

『あはは、何それ』

凄く良い子だし可愛いから、きっとすぐ彼氏出

来る気がするな