67 : sg ページ19
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あの大きな発作を起こしてからは、それ以上の発作が起きることはなかった。
体調が悪い日は無理をさせない
とにかく一人の時間を作らない
寂しさや、不安になることは出来るだけ避ける
俺らに出来ることは精一杯やった。どれもこれも、手越のために。
そして迎えたツアー初日。朝から手越はなんとも言えない表情をしてる。
「なに、そんな顔して」
「......しげ、......俺、大丈夫かな、」
「大丈夫って、なにが？」
そんなの聞かなくたって分かってるのに。相変わらず俺は手越の扱いが上手くない。
ほら、また黙り込んじゃって。困ったなあ......
そう思ってたら、来てくれた助け舟。
「てーごし」
「うぇ......っ、ちょ、まっす、」
まっすーが手越の横に来たと思ったら、いきなりほっぺをむにってつまんだ。されるがままの手越の顔は、ちょっと面白い。
「なに悩んでんの？」
「えっ......と、」
「また置いてかれるって？今さら置いてかないよ。倒れるかもしれないこと？倒れたら俺らが助けるじゃん。じゃあ、なに？ファンの子に気づかれるとか？」
「ちょっとちょっと、勝手に話進めないでよ......！」
何でだろうなあ。さっきのが嘘みたいに、手越の表情が柔らかくなるんだよ。やっぱり、まっすーには叶わねえわ。
「何でも深く考えすぎなんだよ。てごしはさ、てごしらしくいればいいじゃん」
「うん...... そう、だけど......」
「俺らのこと、まだ信じられない？」
「そんなことない......！」
「そう、ありがと。じゃあファンの子たちは？」
「ファンの子たちだって、信じてるよ......」
「じゃあ、怖いものなんてないじゃん」
そういうと、まっすーはすごい優しそうな顔して手越を抱きしめた。
「てごしは、てごしが生きる姿をそのままファンの子たちに見せればいいんだよ。それだけで、お前は十分かっこいいんだから」
俺はなにを見せられてるんだろう。
そう思いながら、俺も同じ意見だった。
わがままだろうが何だろうが、何も悩まず手越らしく生きてる時が、手越は一番輝いてるよ。
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みーぽん(プロフ) - おくらさん» おくらさん…！どこかでスノの短編リク来てたのに思い出せなくて、やっと見つけました…！しかもおくらさんだったのですね…！余裕がある時書いてみますね！リクエストありがとうございました(*´ω｀*) (2020年3月11日 12時) (
レス) id: 009673d39a (このIDを非表示/違反報告)
おくら(プロフ) - すみません、NEWSの皆さんの他にもリクエストって、受け付けてますか？もし受け付けてたらで大丈夫なんですけど、今度SnowManの病系短編小説書いて欲しいです！いつも更新楽しみにしてます！頑張ってください！！ (2020年2月2日 21時) (レス) id: ea02ca27d8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - 更新楽しみにしてます (2019年11月30日 12時) (レス) id: ebbacb9725 (このIDを非表示/違反報告)
みーぽん(プロフ) - nicoさん» こちらこそありがとうございます！オチ見えてないんですけど、気長にお付き合いください(＞＜) (2019年11月15日 23時) (レス) id: 009673d39a (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - リクエスト書いていただいてありがとうございますー！！ (2019年11月14日 21時) (レス) id: 05c997570a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みーぽん
| 作成日時：2019年10月30日 19時
