検索窓
今日:30 hit、昨日:4 hit、合計:14,703 hit

77話『“俺”と“僕”』*リリィ・トパーズ ページ34

・・・・?あれ?俺確か、副団長さんに部屋に案内されてたはず・・・・

『やぁ、こんにちは。』


「誰だよ、てかここどこ?」


真っ暗な部屋の中、急に話しかけてきた方向に向く。


そこには、小さい時の俺がいた。


「は?なんで?夢でも見てんのか・・・そっか見てるんだ、よし寝よう。」

『なぁーに言ってんの?これは確かに“ユメ”だけど“夢”じゃないよ?w』

「俺はスピアだけど・・・お前は?」

『僕?僕は・・・スピア、君さ?』


・・・・・は?

「ハッ何が言いたいんだよ。お前が俺?」

どうしてそんなことに何の?昔の俺って本当に馬鹿だったのか・・・・?


『あははははwwまさかここまで信じないとはねw君と僕は一心同体、だよ?』

多重人格・・・・・?

『いや、違うね。僕はいわいる君の消してきた“キオク”さ^^』

笑顔で言ってきた、マジかおい←

信じられるわけねぇじゃん。

「てか、心読むなよ・・・」

『クスクス・・・やっと信じられてきた?w僕からしたらすぐにでも理解してほしかったんだけどなぁwww』

「・・・・チッ・・」

『怖い怖いww』

こいつの話をまとめると

こいつが俺が消してきたキオクの塊ということ。

こいつが意思を持ったのは俺が“ボク”の記憶を消した時のこと。

そして・・・・

_______________“ボク”の時の記憶が“居場所”に戻りたがっていること・・



「で、俺にどうしてほしいわけ?」

『君が“ボク”に戻ってほいんだ』

ニコニコしながら言うがその顔には焦りと恐怖の色が見える。

『早く決めてくれないか?僕も抑えるのが精一杯なんだ・・・』

「・・・・いやだ・・・って言ったら?」

『困る、かな?』

「じゃあ、いy《ボクのキオクを返して、ね?》・・・お前は・・・」

雰囲気が変わったと思えばもしかして・・・・・・

《ボクの記憶をかえせぇぇぇえええ!!!!》



プツンッ


-------------------------------------------------------------------------

【医務室】

パチッ

「・・・・・・・・・・・・」

「あ、スピア君起きた?」

「・・・・・・・・・・・」

「急に倒れるからびっくりしたよ?」

クルッ

「?どうしたの、スピアk((ドスッ」

スピアの前には気絶したソナがいる。

「・・・“ボク”の邪魔をしないで・・・」

そうつぶやいたスピアは医務室の窓に足をかけ




.



.





「今から行くよ、ゼウス。」

その窓から飛び出した。

78話『分からない』*柑奈→←76話『緊急会議』 *Ruby



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.2/10 (12 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
6人がお気に入り
設定タグ:オリジナル企画 , 透明ノ空団 , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

リリィ・トパーズ(プロフ) - 編集します (2014年1月20日 23時) (レス) id: 242581b684 (このIDを非表示/違反報告)
Ruby(プロフ) - 編集終わりました。 (2014年1月20日 0時) (レス) id: 5399ff9106 (このIDを非表示/違反報告)
Ruby(プロフ) - 編集します。 (2014年1月20日 0時) (レス) id: 5399ff9106 (このIDを非表示/違反報告)
Ruby(プロフ) - 編集終わりました。 (2014年1月12日 18時) (レス) id: 5399ff9106 (このIDを非表示/違反報告)
Ruby(プロフ) - 編集します。 (2014年1月12日 17時) (レス) id: 5399ff9106 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:透明ノ空団 x他1人 | 作者ホームページ:   
作成日時:2013年10月13日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。