77話『“俺”と“僕”』*リリィ・トパーズ ページ34
・・・・?あれ?俺確か、副団長さんに部屋に案内されてたはず・・・・
『やぁ、こんにちは。』
「誰だよ、てかここどこ?」
真っ暗な部屋の中、急に話しかけてきた方向に向く。
そこには、小さい時の俺がいた。
「は?なんで?夢でも見てんのか・・・そっか見てるんだ、よし寝よう。」
『なぁーに言ってんの?これは確かに“ユメ”だけど“夢”じゃないよ?w』
「俺はスピアだけど・・・お前は?」
『僕?僕は・・・スピア、君さ?』
・・・・・は?
「ハッ何が言いたいんだよ。お前が俺?」
どうしてそんなことに何の?昔の俺って本当に馬鹿だったのか・・・・?
『あははははwwまさかここまで信じないとはねw君と僕は一心同体、だよ?』
多重人格・・・・・?
『いや、違うね。僕はいわいる君の消してきた“キオク”さ^^』
笑顔で言ってきた、マジかおい←
信じられるわけねぇじゃん。
「てか、心読むなよ・・・」
『クスクス・・・やっと信じられてきた?w僕からしたらすぐにでも理解してほしかったんだけどなぁwww』
「・・・・チッ・・」
『怖い怖いww』
こいつの話をまとめると
こいつが俺が消してきたキオクの塊ということ。
こいつが意思を持ったのは俺が“ボク”の記憶を消した時のこと。
そして・・・・
_______________“ボク”の時の記憶が“居場所”に戻りたがっていること・・
「で、俺にどうしてほしいわけ?」
『君が“ボク”に戻ってほいんだ』
ニコニコしながら言うがその顔には焦りと恐怖の色が見える。
『早く決めてくれないか?僕も抑えるのが精一杯なんだ・・・』
「・・・・いやだ・・・って言ったら?」
『困る、かな?』
「じゃあ、いy《ボクのキオクを返して、ね?》・・・お前は・・・」
雰囲気が変わったと思えばもしかして・・・・・・
《ボクの記憶をかえせぇぇぇえええ!!!!》
プツンッ
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【医務室】
パチッ
「・・・・・・・・・・・・」
「あ、スピア君起きた?」
「・・・・・・・・・・・」
「急に倒れるからびっくりしたよ?」
クルッ
「?どうしたの、スピアk((ドスッ」
スピアの前には気絶したソナがいる。
「・・・“ボク”の邪魔をしないで・・・」
そうつぶやいたスピアは医務室の窓に足をかけ
.
.
「今から行くよ、ゼウス。」
その窓から飛び出した。
78話『分からない』*柑奈→←76話『緊急会議』 *Ruby
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リリィ・トパーズ(プロフ) - 編集します (2014年1月20日 23時) (レス) id: 242581b684 (このIDを非表示/違反報告)
Ruby(プロフ) - 編集終わりました。 (2014年1月20日 0時) (レス) id: 5399ff9106 (このIDを非表示/違反報告)
Ruby(プロフ) - 編集します。 (2014年1月20日 0時) (レス) id: 5399ff9106 (このIDを非表示/違反報告)
Ruby(プロフ) - 編集終わりました。 (2014年1月12日 18時) (レス) id: 5399ff9106 (このIDを非表示/違反報告)
Ruby(プロフ) - 編集します。 (2014年1月12日 17時) (レス) id: 5399ff9106 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:透明ノ空団 x他1人 | 作者ホームページ:
作成日時:2013年10月13日 11時