透明ノ空 -2- (ページ33)

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76話『緊急会議』＊Ruby ページ33

[会議室]

会議室には只今、各部隊長と情報部隊の人達が召集された。

ほとんどの人が叩き起こされ不機嫌だか、気にせず会議が始まった。←

BARであった乱闘の一部始終がまず、報告され次に本題へと移った。

「各それぞれ報告を。」

ミアの一言でアリア、ルビーが立ち上がった。

「俺ら3人組は有力情報は得られませんでした…。」

アリアはそういうと座った。

「私達は情報屋から聞き出した情報はまず、ドンスペアファミリーについての有力情報は得られませんでした。が、ディープシィーについては得られました。」

ルビーは書類を見ながら話した。

「それは…？」

少し眠そうなキルが尋ねた。

「はい。世界的にも有名な会社です。ドンスペアファミリーはディープシィーの手助けにより、世界政府などにバレず行動が出来るそうです。」

「あの有名な？」

ネロが尋ねた。

「はい。あと、少し興味のある人物の情報を…。」

「誰だ？それは？」

ソナが尋ねた。

「それは、ZEROです。」

「ZERO？」

凄く不思議そうなトワ。

「ZEROとは。ゼウス・ダークネスのことです。」

「誰だ？」

「ミアさんも見ましたよね？あのクマのある男です。」

「あぁ、奴か…。」

「はい。ゼウスは謎に満ちた男です。どんな姿でどこの出身かなど色々と分からない男です。」

「たが、そいつの情報を得たんだろ？」

「その通りです。キルさん。ZEROの年齢が分かりさらに色人の可能性が高いということが判明しました。」

「いくつ？」

ネロが尋ねた。

「それはですね…28歳ですね。」

「そいつが色人だってどうして分かる？」

ソナが尋ねた。

「私見たんですよ。彼の色を。」

「何色だ？」

「黄色でした。だから、あのヤクザの人を関電したんだと思われます。」

「そうか。ありがとう。今後の予定はまた報告する。もう、今日は遅いから解散。ゆっくり休め。」

ミアの一言で会議終了。

会議終了後トワとセーレはもう夢の中。

あまりにも可愛い寝顔だったので各1人ずつの写真とツーショットの写真をパシャりとルビーが撮った。

他にも寝てた人はいたが叩き起こされた。←

各団員は自室へ戻りそれぞれの時間を過ごした。