透明ノ空 -2- (ページ31)

今日:22 hit、昨日:4 hit、合計:14,695 hit

74話『情報収集です。』＊Ruby ページ31

「あ！クロさんお久しぶりです。」

「そのお隣の綺麗なお姉さんは誰だ？」

「こちらはミアさん。私の友達ですよ。」

「はじめまして。」

「はじめまして、ミアさん。翔夜です。よろしく」

翔夜が手を差し伸べたが

「え？」

「あぁ、こいつが勝手に付けた名前だよ。まぁ、好きに呼んで」

「おぉ。俺はミア。よろしく。」

そういい、2人は握手をした。

「ミアさん隣いいですか？」

「あぁ。」

そういうと、翔夜は席へ座った。

「っで、今日はどういう訳で？」

「スピア・Ｌ・トパーズって知ってる？」

「あぁ、ドンスペアファミリーから抜けた奴だろ？結構やばい情報を奴は知ってるみたいだ。それがどうした？」

「そうですか。いやね、今彼をかくまってるの。」

「マジか！？今すぐにでも辞めとけ。厄介な事になる。」

「どうして？」

「ドンスペアファミリーの後ろにはあのディープシィーがいるんだ。なんせドンスペアファミリーの後ろで手助けしてるっていう噂だ。だから、世界政府にもバレてねぇんだと。」

テーブルの上においていたルビーの手がピクリと動いた。

それを、ミアが見ていた。

「お前は何者だ？しかも、マスターの前でいいのか？周りには雑音で聞こえないだろうが…。」

「あぁ、いいんですよ。ミアさん。シロさんは」

「え？」

「あぁ、彼はマスターの光。ルビーはシロって呼んでんだよ。僕らはコンビで情報屋をしてんだよ。」

「よろしく。」

光はグラスを拭きながら言った。

「よろしく。なるほど。そうだったのか。ちょっとすまないが席を外す…。」

「どうしましたか？」

「アリア達がちょっとな…。」

そういいミアはアリア達の元へ行った。