10.SG ページ10
Side.SG
久しぶりにこんなに美味しくて温かいご飯、そして時間を過ごした気がする。
時々荒ぶるヌナはとても面白くて、それでいて博識だった。
食べ終わった食器を洗ったヌナはどうやら同じフロアに住んでいるみたいで引越しの荷解きが忙しいらしく朝食について話が終わった途端慌てて帰って行った。
もう少し話したかったと残念に思う。
VN「スングァニ、どうだった?」
同室のボノニが聞いてきた。
同じくルームメイトのジュニヒョンとホシヒョンが視線を向ける。
SG「うん、久しぶりに泣くほど笑った。
それにヌナの作るご飯は美味しくて、ヌナ自体とても暖かい人だった。」
夕食時を思い出して胸がポカポカする。
VN「ふーん」
聞いてきた当人は何を思っているのか相変わらず分からないけど、二人のヒョンたちはどうにも形容し難い表情で顔を見合わせていた。
SC「お前ら、リビングに集まってくれるか?」
統括リーダーの訪問に「ああ絶対根掘り葉掘り尋問されるんだ」そう察した。
SC「スングァナ、大丈夫だったか?」
SG「はい!とても楽しい空間でしたよ」
JH「なにアイツ、スングァン推し?」
綺麗な顔がこの時ばかりはとても怖い。
SG「いや…たぶん違うと思います」
ヌナとの会話を思い出すけど、僕推しとかそういう風ではなかった。寧ろ違う事に熱を燃やしてる感じだった。
SG「じゃがいも、らしいです」
「「「「???」」」」
SG「ヌナにとって僕たちは同じじゃがいもが12個、僕はブスングァンと認識してもらいましたけど…名前も存在も初めて聞いたそうです」
JN「じゃがいも…(笑)」
DN「じゃがいもって…僕達まだまだってことですか?」
SG「いや、ヌナの目には現実の男は全員同じに見えるってことみたい。
時々、現実(リアル)なんてクソゲーだ!って言ってたから(笑)」
MG「"クソゲー"?」
WN「つまらないゲームってこと」
SC「今聞いた話だと一見無害そうだけど…まだ1日じゃなんにも分からないからな」
クプスヒョンはいつも僕達メンバーの意見を会社に伝えてくれる。
それがどれほど難しい事か計り知れないけど、統括リーダーにばかり重荷を背負わせれない。
済州島の息子ブスングァンがヌナとメンバーたちの中間管理職に立候補します。
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Nino(プロフ) - 結さん» 初めまして!コメントありがとうありがとう(^^)おぉ!ありがたい言葉まで…励みになります(>_<)これからも楽しんで貰えるように頑張ります! (2019年8月23日 7時) (レス) id: 7e4f124d1a (このIDを非表示/違反報告)
結(プロフ) - こんにちは!このお話面白すぎません?なんなんですか。更新頑張ってください!!q(*・ω・*)pファイト! (2019年8月22日 8時) (レス) id: 635e1ef721 (このIDを非表示/違反報告)
Nino(プロフ) - 山内優菜さん» 初めまして!コメントありがとうございます(^^)暖かいコメント励みになります!楽しんでもらえるように頑張りますね(><) (2019年5月31日 22時) (レス) id: 7e4f124d1a (このIDを非表示/違反報告)
山内優菜(プロフ) - 初めまして!毎回楽しみにしてます(*´∀`)無理しないで頑張って下さい! (2019年5月31日 0時) (レス) id: 6807067b24 (このIDを非表示/違反報告)
Nino(プロフ) - カナタさん» 初めまして!コメントありがとうございます(^^)更新頑張ります!是非楽しみにしていて下さい!! (2019年5月23日 16時) (レス) id: 7e4f124d1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Nino | 作成日時:2019年5月20日 15時