ぬなは僕が守ります (ページ18)

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じゅうはちページ18

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JK「ぬながちょっとずつ話してくれるようになって、笑ってくれるようになって本当に嬉しかった。このまま頑張ったらぬなの目に俺が映る日が来るんじゃないかって期待してた、けど…ぬなをこんなに傷つけてるなんて知らなかった」

「もう、やめて…」

JK「本当に好きでたまらないけど、これ以上ぬなに嫌な思いさせたくないから、諦めるね、今までごめん、わがままに付き合ってくれてありがとう」

ジョングクが私から離れようとする
私は気付けばジョングクの背中に手を回していた
ギュッと離れないように抱きしめる

JK「ぬ、ぬな」

今更だけど、離れて欲しくない、そんな気持ちがこみ上げてきて、泣きそうになった

「ごめん…」

すっとジョングクから離れる
大きい瞳は少しだけ潤んでいた
私はもっと、潤んでいるんだろう

JK「ソウォンヌナたちには、自分で片付けるように言っとく、もちろんぬなに被害がいかないような言い方で言うから安心して」

私はただ小さく頷くことしかできなくて、涙が出そう
ジョングクはもう決意を固めたような表情をしていた

JK「ぬなといれて本当に楽しかった、ずっと片付け終わらなかったらいいのにって思ってたよ」

「それ以上、言わないで」

ジョングクの前では泣きたくないから、早く私の視界に入らないところに行って…
ジョングクは最後に優しく微笑んで部屋を出て行った

しーん、とした部屋
泣きたくないのに、涙が落ちた
何が悲しくて泣いてるのかすらわからないけど、なぜだか悲しかった

「やっぱりっ…ジョングクなんか嫌い…！」

虚しく消えていく私の声
大嫌いなはずなのに、なんでこんなに苦しくならなきゃいけないの

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