ぬなは僕が守ります (ページ13)

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じゅうさんページ13

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その次の日からジョングクはパッタリと女遊びをやめた
ソウォンさんにでさえ、必要以上に話そうとしない

それに戸惑っているのはソウォンさんだけに限らず、メンバーや他のスタッフも
ジョングクは急にどうしたんだって目で見てる

YG「お前、グクに何言った？」

「特に何も…」

YG「な訳ねーだろ」

「…好きって言われてもふざけてるとしか思えないって」

そこまでは言ってないけど、正直そんな感じ

YG「結構言うな」

ユンギはなんだか楽しそうだ

「いつまで続くんだろ」

YG「ん？俺はAが納得するまでだと思う」

ジョングクの方を見る
あ、目があっちゃった
ジョングクがニコニコしながら手を振る

「…ユンギ、あれどうしたらいい？」

YG「…頑張れ」

他人事だと思って…！
どうせ2、3日で飽きるだろうって思ってたけど、ジョングクはもう1週間もこんな感じ

JK「ぬな前髪切ったね」

「え、わかった？あんまり変えてないからわからないと思ってた」

JK「気付くよ！！可愛い！前も可愛いけど！」

ちょっと前髪切っただけでピョンピョン飛び跳ねる
そんな変わってないのに、大袈裟な…
でもこれだけでこんなに反応してくれるのはちょっとだけ嬉しいかも
誰も気付いてくれなかったし

JK「ぬな、俺ほんとに本気だよ」

「…うん」

わかってるよ、ちゃんと伝わってる
だけど、私はわがままな人間だから
なんで私なの？他にもっと綺麗な人がいるのに
って考えてしまってる
いくら頭がおかしいとはいえ、売れっ子アイドルだし、顔もかっこいいし、実際選び放題なのに…

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