ぼくはねこ。（tkxin・ytxym）

＝もふもふ・４＝ ページ4

「にゃぁ〜〜♪」＿＿＿おにく〜〜♪＿＿＿



「じゃ、入るよ〜慧。」

涼介がドアんトコ立って、が――って開く。



ぼくも、りっくのあみあみんトコから

あたりを見渡すー・・。



きょろきょろー。



わぁ〜〜〜。すっごいー

人間もどーぶつもいるーっ。

人気のおにくやさんだっ。




あたりを、きょろきょろ。

あみあみのトコからー・・みるみるー。

・・んー。でも、涼介が座ったトコの

おとなりさん・・しずかですねぇ。


おにくに、どきどきしてるのかしらー？



そのおとなりのー・・おっきなネコ？

ネコかなぁ〜？？そのネコさんも

まんまるー。って丸まってるー。



ほぅほぅ。お名前よばれたら

あのドアのむこーに行くのね。



そっかーあの中で、きっとー

やぶせんせぃってゆー人がおにくくれるんだ。

わぁー・・どきどきー。




＿＿＿「山田慧くーん。」



ぼくは耳を、ぴこ。っと揺らす。

あ。よばれた〜〜♪



涼介が「はーい。」って返事して

ドアに近づいていくー。




ぼくは、どんなおにくあるのかなぁ〜って

りっくのあみあみんトコからのぞいてると＿＿＿＿＿



ん？？ドアのむこー・・おにくない？

かくしてるのかしら？？



しかしー・・。



あ・・あれ？？？あれれ？

なんだっけ？なんか思い出しそぅー・・

このにおいと・・なんだっけ。ほらー・・

来たことあったかもぉー＿＿＿＿＿＿



あっっ。。。お、思い出したっっ！！



ここ、びょ、びょ、びょういんだぁぁぁっっ。。



「にゃっにゃぁぁぁ〜〜〜〜んっっ。」

ぼくはおっきな声でなくっ。



わぁ〜〜。まちがえたぁ〜〜。

びょういんだよ、びょういんーーっ。

こ、こ、こわぃトコぉ〜〜〜〜！！！



あれ？あれれ？？くりにっくは？

ねぇ、涼介＿＿まちがえてるよぉぉ〜〜！！！



「にゃー・・」

弱い、か弱い声で鳴いてから

ぼくはりっくの中で、縮こまる。


ぎゅー。ぎゅー。ってっっ。

こわぃよぉ〜〜。やだよぉ〜〜。



涼介の声が遠くに聞こえるー・・・

「こんにちはー・・。
　あ、あれ？？薮せんせぃは・・？」


「ふふふ、どーもはじめまして。」


あ。・・涼介とちがぅ声・・きこえるー・・。


「山田さんは久し振りの来院かな？」


「は、はい。」


「どうもー。薮院長の息子の裕翔です。
　少し前から帰って来て家業手伝ってます。
　ふふふ、よろしくね山田さん。」


「は、はい。よろしく・・です。」

「じゃ、診察台に慧ちゃんを＿＿」

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