ぼくはねこ。（tkxin・ytxym）

＝もふもふ・２９＝　〜けいさいど〜 ページ29

「裕翔先生、おれを連れてって＿＿＿」

涼介がまっかなお顔で、もしょもしょー。って言うの。



ぼくは、とぉ〜ってもうれしくって

「にゃぁ〜〜ん♪♪」＿＿＿＿わぁぁ〜〜ぃぃ♪♪＿＿＿＿


明るく高らかに鳴いて、涼介を強く優しく包み込んでる

裕翔せんせぃのお背中にね

ぴょぃーん。ってジャンプして

がしっ。って抱きつくのっ。



「にゃぁにゃぁ〜ぅ。」＿＿＿裕翔せんせぃー。＿＿＿



裕翔せんせぃはゲラゲラ〜って笑ってね

ぼくのコト見て言うー

「ほら、涼介君。
　慧ちゃんも跳び上がるほど喜んでるよ。
　ね、慧ちゃんっ。」



「にゃぅんっっ！」＿＿＿うんっ！＿＿＿




わぁぁ〜〜。すごぃなぁ〜〜

涼介が嬉しそうに笑って、嬉しそうに泣いてるーっ。

いつも涙を流すときは、かなしーお顔だったのぃっ〜

よかったっっ。よかったよぉぉ〜〜〜ぅぅ。




ぼくは、お胸の中でしあわせそうに笑う涼介を

裕翔せんせぃの肩から

じぃー。っと、見ながら



にこにこー。

嬉しくって、にこにこー♪




わ〜ぃわ〜ぃぃ。よかった〜。


「にゃぅ〜〜♪」

ハナウタなんてうたっちゃってー♪




んふふ〜♪って・・思ってたけどー・・・

っと。＿＿＿まてよ〜〜。




・・涼介が、びょーいんで、ウケツケー・・して

おうちのコトー・・する。




＿＿＿すみこみ？スミコミ？

すみこみって・・なぁに？？

おいしーぃ？おいしーの・・かな？？



う―――ん。あ。そーだー



ぼくは肩につかまったままね、雄也さんにーきくの。


『ねぇねぇ・・雄也さんー。』



『ん？なんだい慧ちゃん。』


雄也さんが裕翔せんせぃのお背中近づくのー

もぅー・・やだぁ〜♡

雄也さんってばー・・お顔ちかぃぃ〜。

『慧ちゃん、なに？どーした・・？』



『あのね、んとー・・
　すみこみー・・ってなぁに？おいしーぃ？』

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