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中等部の2人と分かれて教室に行くとスニョン、ウォヌ、ジフン3人とも全員揃っていた。
珍しい。朝練してチャイムが鳴り止むギリギリで入ってくるスニョンがチャイム前に来るとか。
『スニョン、そんなに留学生が楽しみなの?』
「わ、A!あ、あの...LINE見た?」
『うん、バッチリ見してもらった。私みたいなキツい性格じゃない心優しい女の子だったらいいね。』
「ほ、本当にゴメンって!そんな気はなかったんだよ!な?本当ゴメンって。」
タジタジになりながら私に謝り倒すスニョンとそらを見ながら大爆笑するジフンとウォヌ。
朝から何してんだろうなんて思いながらいると「ヌナーー!!!」なんて朝から大声で叫ぶ声がして振り向くと大型犬のキムミンギュが手を振っていた。
その隣には苦笑しながら大型犬の隣で手を振るリアコ男子・ソクミンの姿。
『ヤア、キムミンギュ。朝から煩すぎるからか黙ってて。てか、高2の教室に来ないで。ソクミン連れてきたら許されると思ったのか知らないけどソクミン可愛そうだから辞めて。』
「ええ、ヌナに会いたかったのに?」
「ミンギュ、ドンマイ。」
「スニョニヒョン、うるさい!!!!ねえ、ヌナ会いたかったから来たの。いいでしょ?これからも会いに来て。」
『いやだよ。中等部組みたいに可愛くないし、うるさいし。ちょっとは黙れないわけ?てかもうチャイムなるよ、はい早く帰る。ソクミナ、ごめんね。ミンギュほっといていいからね。』
「ううん、大丈夫だよ。こうしてヌナに会えるし。」
「ソクミナだけズルくない?」
『はいはい、もう教室に帰りな。またお昼ね。』
こうしてのんびり過ごすつもりだった私の朝は今日もドタバタで終わった。
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作者名:pomyu | 作成日時:2020年2月15日 10時