４０、少しずつ ページ40
「うんまい！」
「・・・一緒に食べる人いて、良かった。にのがいて、良かった」
ボソリと言いながら、また泣きそうな顔をしている。
まぁでも、ようやく物を口にしたし。
少しずつこうやって前に進んでくれたらいいんだけどかぁ。
今から荷物取りに行って、果たしてどうなるのか。
だってさ、絶対思い出すよね、色々。
できることならオレが１人で行って取ってきてあげたいけどさ、女の子の物だし、そうゆうわけにもいかないし。
「Aちゃん」
「ん？」
「食い終わったら、行こうか」
「・・・うん。ごめんね、付き合わせて」
「全然」
それを意識してしまったのか、カタンと箸を置いた。
「食わないの？」
「ちょっと、大きいの作りすぎちゃったかな。にのも、無理しないでね」
「ちゃんと食いなさいよ。ほら、あと一口。食わないと行けないよ」
自分のハンバーグの端を切って、彼女の口元へ持って行った。
それを、一瞬だけ考えて、そろりと口にする。
「よくできました(笑)」
やってることは、完全に同棲生活なんだけどねぇ。
拒否されないことが逆に心配だよ。
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ちへ(プロフ) - 亜希さん» 祈っててくださーい！あーめん！ (2015年12月14日 22時) (
レス) id: 692536a7db (このIDを非表示/違反報告)
ちへ(プロフ) - 梨沙さん» やっと先が気になって書くつもりになってきましたw (2015年12月14日 22時) (レス) id: 692536a7db (このIDを非表示/違反報告)
亜希(プロフ) - 和が納得 恋であれ！ただ そう簡単にはいかないのが ちへたんのお話…最後はハッピーになると 祈っておきますわ。 (2015年12月14日 7時) (携帯から) (レス) id: 11c1b085c7 (このIDを非表示/違反報告)
梨沙(プロフ) - ふふ、動いてる動いてる。この先も楽しみ (2015年12月13日 22時) (レス) id: e385bf4ae4 (このIDを非表示/違反報告)
ちへ(プロフ) - kazuさん» ありがとうございます！見守ってもらえると嬉しいです！ダークなだけでは終わらせないことはお約束します！ (2015年12月13日 21時) (レス) id: 692536a7db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちへ
| 作成日時：2014年5月18日 23時
