第80回 侵入 ページ14
花切side
ピリリと身体に走る電気のような感覚
その後に続く爆破音
これが国王のいる政府塔への侵入の合図となる
それと同時に目の前の空間が歪む
宇雨「…あれー?政府塔の結界に影響でてないじゃーん…これじゃ、ループしづらいよ?」
今まで大魔闘スタジアムでサポートをしていた宇雨も合図で集合する
花切「…さっさとしろ、時間がない」
はいはい、などと言いながら宇雨が政府塔内部に空間をつなぐ
つながったのは国王がいると思われる部屋の前
計画ではこの部屋の内部に繋がるはずだった
宇雨「あらら…なーんか、誘導されちゃったみたい?」
部屋の扉の前に三つの人影がある
七瀬「人軍の七瀬です。国王の勅令で、これより先は誰も通さぬように言われております。お引き取り願えますか?」
花切「…嫌だと言ったら?」
リン「おぬしらに拒否権などはない!!!!」
三つの影の一つが長剣を構えて突っ込んでくる
花切「アシス!」
魔人アシスを刀の姿で召喚し、その剣を受け流し、後退する
アゲハ「…どうしますか?」
花切「この部屋に張られている結界を壊す、すぐに侵入しろ」
刀を構えて一振する
そこから発せられた衝撃波が結界にぶつかる
バチバチと火花を散らし、結界を壊す
宇雨がアゲハと共に室内へ侵入した
七瀬「ミシェル!」
ミシェル「わかった…!」
残りの三つ目の影は戦闘から距離をおき、連絡を取ろうとする
切りかかってくる少女を跳ね返し、ミシェルと呼ばれた男に衝撃波を放つ
ミシェル「うっ…!!」
花切「お前ら、人軍とか言ったか?…どうやら国王も手を打っていたようだな」
七瀬「…!!」
もう1人の男が銃を放つ
それも刀で切り払い、男に切りかかる
花切「面白い武器を使う…。だが本物には流石に適わないか…?」
七瀬「…っ」
男の腹に衝撃波を放つ
倒れ込んだ男の首筋に刀を添えて問う
花切「…お前らの頭は誰だ」
七瀬「っ…げほっ…さぁ?誰、でしょうね…っ」
この状況で答えないのであれば、尋ねるだけ無駄だろう
刀を男の首筋からはなし、部屋へ向かった
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ありす☆まりん(プロフ) - 海里さん» もちろんです!こちらこそ、美世&Jをよろしくお願いします (2017年6月7日 20時) (レス) id: e4a382d8e9 (このIDを非表示/違反報告)
海里(プロフ) - ありす☆まりんさん» ありがとうございます!これからも末永くよろしくお願いします…!! (2017年6月6日 19時) (レス) id: f7b8926cfa (このIDを非表示/違反報告)
ありす☆まりん(プロフ) - 海里さん» お久しぶりです!いえいえ〜!本当に一ファンとして楽しませていただいてます!美世「本当にありがとう!これからも、応援しているわ」 (2017年6月5日 6時) (レス) id: e4a382d8e9 (このIDを非表示/違反報告)
海里(プロフ) - ありす☆まりんさん» お久しぶりです!見ていてくださって嬉しいです!光栄すぎるお言葉です…。はい、更新頑張りますっ!! (2017年6月4日 21時) (レス) id: f7b8926cfa (このIDを非表示/違反報告)
ありす☆まりん(プロフ) - 海里さん» 美世サイドありがとうございます!すごく面白い展開で続きを楽しみにしています!更新頑張ってください! (2017年6月4日 6時) (レス) id: e4a382d8e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:海里 | 作者ホームページ:
作成日時:2015年6月1日 22時