第７９回 爆音 ページ13
遥side
青瑠の勝利にスタジアムが歓声に包まれる
その歓声の中心の青瑠はいつも通りのポーカーフェイスで闘技場から降りた
きっと褒めているのだろう、カイルさんはそんな青瑠の肩をポンポンと叩いている
勝負に負けてしまった空軍の女の子は、魔力を消費し過ぎたのか仲間に支えられて闘技場を後にした
次は、海軍VS空軍
その間陸軍は控え室で休憩になる
ﾌﾗﾝ「1度合流した方がいいかもね。控え室に行ってみよう？」
風真「はい！」
遥「そうですね！」
フランさんは時間があったらこまめにカイルさん達と合流するように、と大和さんに言われていた
非常時はカイルさんの判断で動くことになっているからだ
観客席を抜け控え室に向かうと、響輝さんと夕日さんが何か打ち合わせをしている
次に戦うのは響輝さんなのだろう
遥「青瑠さんお疲れ様です！」
風真「すごかった！」
風真と2人で扉のすぐ横に腰掛けている青瑠さんに駆け寄る
大人組もそれを横目に見つつ、今後の行動について相談しているようだ
そんな時だった
ピリリとした感覚が体に走る
次の瞬間
ドゴォンッッッッッ
爆音が鳴り響いた
風真「っ…！？」
遥「わっ…？！」
ｶｲﾙ「なんだ…？！」
響輝「夕日…」
状況判断を夕日に頼むと、夕日は頷き魔法を使う
夕日「っ…結界が…爆破されてる…」
青瑠「なっ…！？」
みんなが驚愕する中、控え室の扉が開かれた
風真「え…？繋､さん…？どうして…？」
風真がふらりと繋さんに近づくこうとするが、青瑠がそれを制した
繋さんは海軍のスパイだった
つまりは敵だった
このタイミングでここに来るなんて…
ｶｲﾙ「…何の用だ？」
カイルさんが繋さんに向き合い問いかけると、繋さんは顔色を変えずに私を指さした
遥「え？」
繋「大和から連絡」
何のことか分からずにいる私に、繋さんは至って普通に言った
私の周りにふわふわと光の粒が漂う
遥「スプリング！」
非常時には私の魔法で大和との連絡を取り合うことになっていた
私の魔人スプリングが姿を表し、警戒を強めているカイルさんと繋さんの間に立った
ｽﾌﾟﾘﾝｸﾞ『皆さん、大和さんからの連絡です』
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ありす☆まりん(プロフ) - 海里さん» もちろんです！こちらこそ、美世&Ｊをよろしくお願いします (2017年6月7日 20時) (
レス) id: e4a382d8e9 (このIDを非表示/違反報告)
海里(プロフ) - ありす☆まりんさん» ありがとうございます！これからも末永くよろしくお願いします…！！ (2017年6月6日 19時) (レス) id: f7b8926cfa (このIDを非表示/違反報告)
ありす☆まりん(プロフ) - 海里さん» お久しぶりです！いえいえ〜！本当に一ファンとして楽しませていただいてます！美世「本当にありがとう！これからも、応援しているわ｣ (2017年6月5日 6時) (レス) id: e4a382d8e9 (このIDを非表示/違反報告)
海里(プロフ) - ありす☆まりんさん» お久しぶりです！見ていてくださって嬉しいです！光栄すぎるお言葉です…。はい、更新頑張りますっ！！ (2017年6月4日 21時) (レス) id: f7b8926cfa (このIDを非表示/違反報告)
ありす☆まりん(プロフ) - 海里さん» 美世サイドありがとうございます！すごく面白い展開で続きを楽しみにしています！更新頑張ってください！ (2017年6月4日 6時) (レス) id: e4a382d8e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海里 | 作者ホームページ：
作成日時：2015年6月1日 22時
