4 ページ4
横山くんが結婚してから、同期が相次いで結婚していき
話の種は結婚とか奥さんの話とか。
しゃーないんやろうけど
ちょっと、ついてかれへん内容が多くなってる。
結局俺は結婚出来ひんまま、横山くんの結婚から６年がたった。
横「どっくん、明日同期会やるって聞いた？」
「おん。さっきな。マルの結婚祝いもするんやんな？」
横「そうそう。ついにどっくんだけやな、独身。笑」
「そこ笑うとこちゃうやろ。笑」
横「すまんすまん。笑 ほな明日な！」
独身は俺だけ、か…。
俺やってこの６年、３人は彼女おったし。
ただ、３人とも結婚したい相手じゃなかっただけ。
そこまで好きって思える相手やなかった。
ただそれだけの事。
明日の同期会いろいろ言われんねやろな…なんて。
帰りの電車で大きなため息をついた。
家に帰って、電気をつける。
"帰ったら部屋明るいし、ご飯出来てるし、まあ何より好きな人と一緒におれんねんで？"
ふと、何年も前に横山くんが言った言葉を思い出した。
暗いキッチンを見つめ想像するのは
横山くんの奥さんが微笑む姿。
……何想像しとんねん。俺は。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 416人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
倉安LOVE - 全然大丈夫ですよ。最後までしっかりと読みます。 (2018年12月3日 14時) (
レス) id: 74ed2de143 (このIDを非表示/違反報告)
環季(プロフ) - 倉安LOVEさん» いつもありがとうございます！ちょっと暗い話になってしまうかもしれません(;o;)頑張って最後まで書きますので、どうぞよろしくお願いします☆ (2018年12月2日 14時) (レス) id: 62646ac71d (このIDを非表示/違反報告)
倉安LOVE - 亮ちゃんの続編待っていました。亮ちゃんがどういう気持ちだったのか知りたいです。最後まで読みます。 (2018年12月1日 16時) (レス) id: 74ed2de143 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：環季
| 作成日時：2018年12月1日 13時
