歩こう、並んで。 Ryosuke.y

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Aside

A「ここはさ…こんな感じがいい？」



涼介「え…あ、うん。」









さっきからずっとこんな感じ。不機嫌&上の空。



涼介は、お仕事をすごく大事にしてるから、私も涼介とのお仕事は涼介の思いとかを大事にして素敵な歌を作りたい。



なのに、こんな感じだったらダメじゃん。









A「涼介、こんな所で言うのもあれなんだけどさ…。なんかあった？」



涼介「え、？」



A「ずっと上の空だし。
涼介がせっかく作詞したんだもん。
涼介と私にしか作れない歌を作りたい。
なのに、できなくなっちゃうよ？
それに…隠し事はしない約束でしょ？」



涼介「いや…あのさ…」









言いにくそうにして下を向く涼介。



でも、そのあと私の目を見て。









涼介「なんで今日2人であそこにいたの？」



A「え、ああ！相田さんのこと？
相田さんとね、今度一緒に作詞することになって。それで、打ち合せしてたの！」



涼介「え、あ。そうなんだ。」



A「もしかして…涼介くん、嫉妬ですか？」









少しからかうようにして聞いてみると顔を真っ赤にして。









涼介「うるせっ！」









って言った。



私の彼氏は嫉妬するけど可愛いんです。









A「あ！私が好きなのは涼介だけだから！」




涼介「ーーー！/////」









ほら、可愛いでしょ？

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