僕の声～いつも一緒に～２ (ページ46)

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外傷ページ46

『ちょっと着替えてくる』

私は立ち上がりながらパーカーを脱いでキャミソール姿になった。

KH 『待って・・・』

『え？』

キュヒョンは立ち上がって私の肩を掴む。

『ちょっ・・・』

KH 『これ・・・どうしたの？』

目線は私の左肩にあった。

『あ・・・』

私は急いで左肩を手で隠した。

KH 『それ・・・ヤケドだよね？』

『うん・・・』

ケロイド状になったヤケドの跡にキュヒョンが触れる。

KH 『もしかして、お湯がダメだったりするのってこれが原因なの？』

『・・・うん・・・そう』

KH 『早く言ってくれればよかったのに』

『なんか言いづらかったし・・・それにベッドの中で気付いてるかと思ってたんだけど・・・』

KH 『・・・シュミレーションしてるから見てなかった・・・』

『ちょっとした事故でね、熱湯がかかっちゃったの。それからはなんか熱いものが怖くて』

私は極力笑顔で答えた。

KH 『女の子なのに・・・』

キュヒョンは私をそっと抱きしめた。

EH 『キュヒョナはまた出かけてるの？』

SM 『あ・・・うん』

DH 『また教会？』

EH 『何をそんなに思いつめてるのかな・・・』

LT 『ちょっと、話、聞いてやったほうがいいな』

SM 『あ、それなら僕がちょっと聞いてみるよ。それに今日は友達に会いに行くって』

LT 『そう・・・』

SM 『もうすぐ帰ってくるって』

LT 『じゃあ、キュヒョナのことはソンミナに任せたよ。でも2人で解決できそうにないならいつでも相談しろよ』

SM 『うん、わかった・・・』

キュヒョナ！早く帰ってこい！

ソンミンは心の中で祈った。

キュヒョンはそっと宿舎に戻った。

寝ているソンミンを起こさないように忍び足で部屋に入る。
暗い部屋の中を手探りで移動していると、パッと電気がついた。

SM 『おかえり』

KH『あ、ただいま。起きてたの？』

ソンミンはベッドに腰掛けていた。

SM 『ずっと待ってたよ』

KH 『なんで？』

SM 『もうみんなにごまかし切れないよ！』

ソンミンは小声だったが、激しい怒りをあらわにぶつけてきた。

SM 『いつも教会じゃおかしいから、今日はもう友達に会いに行ったって言ったよ！』

KH 『・・・ごめん』

SM『もうちょっと考えて行動して！』

KH 『うん・・・』