僕の声～いつも一緒に～２ (ページ44)

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大阪弁ページ44

いよいよ日本公演に向けての準備が始まった。

ｽﾀｯﾌ『そろそろMCのことも考えないと』

『そうですね』

ｽﾀｯﾌ『でも、韓国語と大阪弁のイントネーションがちょっと似てるって聞いたことがあって・・・』

『ああ・・・全くってわけではないですけど、私が韓国語を勉強し始めたとき感じたことがありますね』

ｽﾀｯﾌ『メンバー達、覚えられそうですかね？』

『どうだろう・・・ちょっとずれるとおじさんっぼくなりますからねえ』

ｽﾀｯﾌ『大阪以外からも来ますよね。ファン達は』

『そうですね・・・そう考えるとあんまり意味がわからないものはだめかな？』

ｽﾀｯﾌ『メンバー達と相談しましょうか！』

後日、MCの内容の打ち合わせのために、メンバー達は日本語を教えていた部屋に集められた。

ｽﾀｯﾌ『あんまり、難しいのは大阪以外から来たファンにもわからないと思うので簡単なもので、君達が言いたいこと、言いやすいことにしようと思うんだけど』

LT 『コンニチハってのは大阪でなんていうんですか？』

『挨拶はどこも一緒よ。コンニチハでいいの』

EH 『アイタカッタデスは？』

『それも同じ』

YS 『オゲンキデスカは？』

『それも同じ。それはかえって方言にしないほうがいいでしょ』

SM 『じゃあ、どんなことが違うの？』

『うーん、基本的にイントネーションが違うんだよね。あとはちょっと若い子はあんまり使わないような言葉とかもあるかな』

SM 『例えば？』

『例えばアリガトウはオーキニって言ったりするのよ。』

SW 『皆さん綺麗ですねはなんていうんですか？』

『ミンナキレイヤナアかな。あ、そうだ、美人のことベッピンサンって言うのよ』

SW 『ベッピンサン？』

『うん、ミンナベッピンサンヤナアって。でも・・・おじさんしか使わないよこんな言葉』

RW 『大阪で言えばこれっていうのある？』

『うーん、モウカリマッカー？ボチボチデンナァとか・・・』

DH 『どういう意味？』

『儲かってますか？まあ、ゆっくりと儲かってます。って感じかな』

DH 『お金の話？』

『うん、だから、商売人が挨拶するときや会社で冗談っぽく使ったりするの。でもこれもおじさんしか使わないよ・・・』

いろんな言葉を大阪弁のイントネーションに変えて練習してみたけれど、やっぱり難しいようでみんな音を上げてしまった。