僕の声～いつも一緒に～２ (ページ36)

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ビールページ36

お店に戻ると、イトゥク君がトイレから出てきた。

『もうお腹いっぱい食べた？』

LT 『久しぶりに結構食べましたねー。運動しないと』

イトゥク君はお腹をぽんぽん叩いて笑った。

LT 『そういえば、A先生、彼氏いたんですね』

『え・・・？』

LT 『大丈夫ですよ。詮索したりしないですから』

『誰がそんなこと言ってたの？』

LT 『いや、ドンヘが見たっていうものですから・・・』

『何を？』

LT 『その・・・ここです』

イトゥク君は首を指差した。

私は血の気が引いて、急いでストールを首にぐるぐる巻きにした。

LT『あ、大人ですから僕は特に詮索しませんが・・・ただ、あいつらには刺激が強いかもしれないです』

『あはは・・・うん、そうだね・・・』

やっぱり今日もタートルにしておけばよかった・・・

私は席に戻り、ボーっとしていた。

ﾏｺ「Aさん、どうしたんですか？さっきからなんか様子がおかしいですよ」

「あ、うん。ちょっと考え事・・・」

KH 『どうしたの。また具合悪い？』

私はキュヒョンをキッとにらんだ。

KH 『な・・・何？』

『何にもない！』

私は立ち上がって、誰か別の人と話そうと探しに行った。
すると誰かが腕を引っ張る。

男性ｽﾀｯﾌ『Aさん！一緒に飲みましょう！』

前に一緒にタクシーに乗ったガタイのいい男性スタッフだった。

『大丈夫ですか？結構飲んでますね』

私は隣に座った。

男性ｽﾀｯﾌ『大丈夫です！明日もしっかり仕事します！』

彼は新しいグラスにビールを注いだ。

男性ｽﾀｯﾌ『はい！初日の成功に乾杯しましょう！』

『かんぱーい！』

私も調子を合わせて乾杯し、ビールを一気に飲み干した。

男性ｽﾀｯﾌ『お！Aさん結構いけるじゃないですか！じゃあ、もう一杯！』

再びグラスにビールが注がれる。

男性ｽﾀｯﾌ『じゃあ、もう一回かんぱーい！』

『かんぱーい！』

私は再びゴクゴクと飲み干した。