僕の声～いつも一緒に～２ (ページ4)

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気がかりページ4

ｽﾀｯﾌA 『一体、何の用なんですかね？』

スタッフルームでスタッフたちが小声で顔を突き合わせながら話している。

ｽﾀｯﾌB 『ここんとこ毎日ですね』

ｽﾀｯﾌC 『特に何をしていくわけでもないんですよね』

ｽﾀｯﾌD 『何が？』顔を突き合わせているスタッフたちの頭上から別のスタッフが話しかける。

ｽﾀｯﾌB 『しっ！』

話しかけてきたスタッフの首を引き寄せ小声で話し始める。

ｽﾀｯﾌB 『キュヒョンさんですよ』

ｽﾀｯﾌD 『キュヒョン？』

ｽﾀｯﾌC 『ここんとこ毎日スタッフルームに顔を出すんですけど、何もせずに出て行くんですよ』

ｽﾀｯﾌD 『なんで？』

ｽﾀｯﾌA 『知らないですよ！こっちが知りたいです』

４人のスタッフは同時にキュヒョンを見る。
スタッフたちと目が合ったキュヒョンは気まずそうに、慌てて部屋を出て行った。

KH『いつ戻ってくるんだろう・・・』

「さぶっ」

日本と違って韓国はやっぱり少し寒くなってるなあ。
私は日本での日程を終えて韓国に戻ってきた。たくさんのお土産を抱えて。
喜んでもらえるかなあ。

RW 『キュヒョナ荒れてるね』

EH 『うん。ぎこちないダンスがさらにぎこちないな』

SM 『キュヒョナ、ちょっと休憩したら？』

キュヒョンは返事をしなかった。

YS 『なんか必死さが感じられるな』

SM 『あ、どこ行くの？』

キュヒョンはダンスの練習を急にやめてスタジオを出ようとした。

KH 『・・・ちょっと顔洗ってくる』

キュヒョンが出て行ってから、しばらくしてスタジオのドアが開いた。

『オレンマエニエヨ～』

EH『あ！A先生！』

RW『いつ帰ってきたの？』

『さっきだよ』

SM『どうしたの？』

『みんなにお土産買って来たの。早く渡したくて。』

EH・DH『やったー！！』

わあわあ言いながら荷物に群がる。

『喧嘩しないでね。好きに選んでいいよ』

YS『ワイン？』

１本のビンを取り出してイェソンがマジマジと見ている。

『あ、ごめん、それはキュヒョン君にと思って・・・あれ？いないの？』

SM『顔洗いに行くって出て行ったきりなんだ』

『そう・・・ちょっと探してくるよ』