僕の声～いつも一緒に～２ (ページ3)

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プチトマトページ3

撮影の半分が終わり、メンバーは食事を取ることになった。

DH 『キュヒョナってさ、絶対A先生のこと好きだよね』

EH 『うんうん。俺も思う。ドンへにしては勘がさえてるねぇ』

RW 『A先生の話の時ってさ、やけにムキになったりさ、急にニコニコしたりさ、コロコロ変わるよね』

YS 『俺には、全然わからんが』

みんながイェソンを見る。

DH 『引っ付けちゃおうよ』

RW 『A先生にだって選ぶ権利があると思うけど』

LT 『そんな話、簡単にするな。』

イトゥクが厳しい口調で会話に入る。

LT 『キュヒョナには俺たちが兵役でいない間もずっと頑張ってもらわなくちゃいけない。スキャンダルでSUPER JUNIORがストップするようなことがあったらだめなんだよ。それにA先生だって契約違反でクビになるだろう？』

それまでウキウキしていたメンバー達は真剣な顔つきになり、無言でお弁当を食べ始めた。

SM 『キュヒョナ食べないの？』

ソンミンとキュヒョンは別の場所で食事を取っていた。

KH 『うん・・・なんか食欲ない』

SM 『まだまだ、撮影あるよ？食べとかないと』

KH 『うん・・・そうなんだけどさ』

キュヒョンはさっきからフォークでプチトマトをコロコロ転がしている。

SM 『A先生が日本に行ってるから？』

KH 『なっ、なんで、そうなるんですか！』

転がしていたプチトマトが床に落ちてしまった。

SM 『だって、朝はそんなんじゃなかったじゃない。A先生の話を聞いてからなんか静かになったからさ』

キュヒョンは椅子に座ったままで、落ちたプチトマトを拾い上げる。

KH 『自分でもわからないです。なんで気分が落ち込むのか』

SM 『好きだからじゃないの？』

KH 『正直、好きって感情もよくわからないです。ただ、気になるだけです。』

SM 『キュヒョナ可愛いなあ。抱きしめてもいい？』

ソンミンはニヤニヤしてキュヒョンの顔を覗き込む。

KH 『食事が終わったらね』

キュヒョンはニッと笑った。