コンサート�� ページ8
・
Aside
ー数日後… Aの家ー
「あー…きて欲しくなーい…」
ソファーの上で私の横に座って膝を抱え、
ぶつぶつと言ってるソクジン。
数分前、家に来て早々、
少し落ち込んだ顔で封筒を渡されて、
不安になりながら封筒を開けてみると
中身はBTSのライブコンサートのチケットと
コンサートが終わったら
楽屋に遊びに来てください！って書いてある
メッセージカードが入っていた。
話を聞くと皆さんが私の為に
プレゼントしてくれたらしい。
ソクジンのグループの人たちが
私の事を気にかけてくれてるんだなと思うと
嬉しかったんだけど、私が行っていいのかな…。
私がチケットの入った封筒を見つめていると
今度はゴロゴロと床に転がりながら
ソクジンは、わかりやすくいじけてて、
なんだか笑ってしまう。
「ふふｗ、そんなに嫌ならやめとこうか？」
「え〜…でもせっかく弟達が
僕とAの為にくれたプレゼントだからさ〜…」
口を尖らせて言うソクジン。
私が感じてる以上に
本人にとっては、こんなになるほどの
悩みなんだろうけど可愛らしくてそのまま、
私はソファーに座ったままその姿を眺めてると
うつ伏せになって、クッションに
顔にあてたまま握りしめていたソクジンが、
顔を上げて神妙な面持ちで私を見つめながら
「はぁ…。Aは僕のアイドル姿みたい？」
眉を下げて私に質問する。
「え？う〜ん…どうかな〜。
正直アイドルのジンってあんまり想像できないし」
もともとテレビを見る方じゃない私は
出会った頃、
ソクジンが超人気アイドルだって知らなくて
だからこそ、あの無茶な
事務所突撃が出来たのかもってのはあるんだけど…。
お付き合いが始まってからも
私が付き合ってるのはソクジンであって
BTSってアイドルのジンじゃないし、積極的に
彼がいるグループを知ろうとは思わなかった。
お店にジンのファンだったり
ARMYの人たちが来てくれるようになって
たまに、BTSの話も教えてくれたから
BTSがどんなアイドルかは
わかってるつもりなんだけど、
ソクジンは、なにをそんなに
唸るほど悩んでいるんだろう？？
「…A…アイドル姿の僕をみて
普段の僕の事、嫌にならないでね…？」
すがるような目でみるソクジンに
思わず笑ってしまう。
⇒
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 111人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
モンスターズ(プロフ) - わかりました！！ありがとうございます(( (2020年7月2日 16時) (
レス) id: e8a65328a9 (このIDを非表示/違反報告)
スミシー(プロフ) - モンスターズさん» ちゃんとボードで確認とれましたので リクエスト受付させていただきました！ 一生懸命ボードにまでたどりついてくれて 本当にありがとうございます！ 頑張って書くのでお待ちくださいね（＾＾ ボードじゃなくコメントでリクエスト受けるのも検討したいと思います＾＾； (2020年7月2日 10時) (レス) id: afedb5069c (このIDを非表示/違反報告)
モンスターズ(プロフ) - すいません！スミシーさん！なんかわかんないんですけど、ボードが私ので開けなくて、、、コメントでのリクエストでも大丈夫ですか？？ (2020年7月1日 23時) (レス) id: e8a65328a9 (このIDを非表示/違反報告)
モンスターズ(プロフ) - 返信ありがとうございます！すいません！私が読めてなかったです！！ボードでのリスエストさせていただきますね！ (2020年7月1日 23時) (レス) id: e8a65328a9 (このIDを非表示/違反報告)
スミシー(プロフ) - モンスターズさん» リクエストありがとうございます〜！まだまだ受付中なのですが、説明文に書かれている通り、ボードでの募集を受け付けしてます＾＾；）なのでよかったらボードで改めてリクエストしてくれると嬉しいです。 ボードってやっぱり分かりづらいでしょうか？？(- -；） (2020年7月1日 9時) (レス) id: afedb5069c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：澤村ハチ | 作成日時：2020年4月29日 9時
