1話 ページ1
清水「澤村、これ。」
澤村「うわー…少ないな…。」
菅原「大丈夫だべ!これから少しずつ増えてくって!」
田中「今日も美しいっす、潔子さん!」
A「もう少しだけ声掛けしてみますね。」
烏野高校排球部。
5年前までは全国にも行っていた強豪校だけど、今はいけて県ベスト8になった"落ちた強豪""飛べない烏"。
そこのマネージャーをやっている私と、先輩の潔子さんは新入生獲得のため頑張っているけど一向に部員が増えない…。
澤村「それはいいんだが後ろの列はなんだ?」
A「声をかけたらなぜか…。」
菅原「この天然たらしが!」
A「違いますって!」
スガさんが私のほっぺたを軽くつねってきて困っているとすぐに澤村さんに怒られて「ごめんね」と言うと私の頭を撫でてくる。
清水「あまりいじめないであげて。」
菅原「分かってるって!酷いな…大地も清水も!」
田中「それじゃ、A。教室戻るぞ。」
菅原「あー。そっか。お前ら同じクラスか!いいなー。」
澤村「スガ?」
菅原「ごめんって!じゃーな。」
A「はい、失礼します。」
ペコっとお辞儀をし、田中と教室に入る。
ドアが開いた時に一気に見つめられると思いっきり田中の袖をつかんだ。
A「あ…ごめん。」
田中「いーや。新学期だもんな。つか本当に同じクラスでよかったな。」
A「2年連続すみません。またお世話になります。」
頭を下げる私を見て「いいって」と言いながら笑う田中の笑顔が眩しい。
「田中ー。これ先生から!あと黒桂にも。」
田中「おーサンキュな。はい、A。」
A「ありがとう。」
先生「お前ら席つけー。」
授業が始まり、田中の後ろに座り静かに伏せて眠ることにした。
新学期開始早々1回目の授業。
暖かな春の日差しに背の高い田中が私の前。
先生の口から出てくる言葉は全て左から右に流れ、私はそのまま自分の本能に身をゆだねることにした。
キーンコーンカーンコーン
眠りを遮るような大きな音が聞こえ目を開けると授業が終わっていて眠い目をこする。
田中が後ろを振り返り、「またか」と言うと笑いかけてくるから「うるさい」と言い放つ。
田中「ちなみに部活始まるけど。」
A「行こう!」
体育館に向かって走るとそこには既に澤村さんとスガさんがいて合流して向かう。
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雪(プロフ) - うぉぉさん» うぉぉさん!コメントありがとうございます!これからどんどん話が進んでいく予定なので、楽しみにしていてください!がんばります! (2020年5月28日 22時) (レス) id: 217b0683c3 (このIDを非表示/違反報告)
うぉぉ - 兄弟が誰なのか...めちゃくちゃ気になる...更新頑張ってください!応援してます! (2020年5月28日 16時) (レス) id: f9e2b39a51 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪 | 作成日時:2020年5月13日 0時